2023年10月14日土曜日

週刊少年ジャンプ2023年45号感想 2/2



鵺の陰陽師


双斧の行く末が意外でしたが良かったです。任務前のモノローグなどで彼の人柄が伝わって来る点も好印象でした。

また、教室でのやりとりは笑いどころが多く面白かったです。特に心の中でツッコミを入れ続ける学郎と、相変わらずこき使われている狂骨が好きですw狂骨がこれからも登場してくれそうなことも嬉しいですね。

重要な設定が明かされるシーンにも惹き込まれました。他の鏖の詳細、鵺の真意、学校に封じられている理由など、次回以降がより楽しみになりました。


シリアスなシーンと笑える箇所のバランスが良く、面白かったです。まずは鵺が何を語るのかしっかり見届けたいと思います。



アスミカケル


金之丞の性格や動きを見抜いて戦う二兎がかっこ良かったです。ファイトIQが高いという描写にもとても納得出来ました。

前回から引き続き金之丞のキャラも印象的で良かったです。完全に素人だけれど根性とセンスだけでのし上がって行くという設定が面白かったです。

彼の強さやスタイルを認めた上で、得意の戦法に持ち込む二兎にも惹き込まれました。二兎が技を決めるラストシーンが熱かったです。


個人的に今週で決着でも良かったのでは、とも思いましたが、二兎と金之丞のぶつかり合いに終始惹き込まれました。次回のふたりのやりとりもしっかり見守らせていただきます。



一ノ瀬家の大罪


笑顔の颯太に切なくなりました。一緒に現実に戻ろうと約束したはずの颯太の変化に戸惑う翼の描写もリアルですね。

颯太から今の生活を奪って良いわけがない、という詩織の言葉も印象的でした。その言葉を受けても夢から抜け出すために行動する翼がとても印象的でした。

自分から団欒をぶち壊して「そのたんびに全部忘れてやり直すの?」と問いかける翼にグッと来ました。次回以降の翔とのやりとりも気になりますね。


ただ、詩織の「翼だけはいつも前を向いていた」という台詞には正直納得出来なかったんですよね。恐らく小学生時代はそうだったのでしょうが以前「結局自分は家族を救えなかった」と描写されていたので、突然翼は頑張っていたと描かれても受け入れられませんでした。目を覚ました後も家族を支えるようなシーンはなく、福井へと逃げていましたよね。

そして細かいですが「颯太の話もつまらない」という台詞もはっきり言って不快でした。正直子どもの頃の翼が話していた内容もどうでも良いものでしたし、そもそも家族同士の雑談に面白さを要求するのがおかしいですよね。

翼の大胆な行動は良かったのですが、読者としては説得力がないなと感じてしまったのも事実です。掲載順も回復していませんし、展開的に終わりが近いのかなとも思いますが、一ノ瀬家の結末はしっかり見届けたいと思います。



アイスヘッドギル


悲しい戦いの結末に惹き込まれました。特に気絶したギルを見たスリズの葛藤が印象的でした。

墓前でのギルとグレイティストの会話も切ないですが良かったです。ドレキの教えをギルに伝えた後「愛する人を~」と問いかけるグレイティストに惹き込まれました。

その後のリッチ達のやり取りも印象的でした。バアルが目覚めたラストシーンに特にゾクッとしました。


ただ、墓前で落ち込むギルに正直感情移入しづらいなと思ってしまいました。以前にも書きましたが仲間達との絆の描写が非常に少なかったので、キャラとの別れを素直に悲しめないんですよね。

また、リッチが運んで来た脚についての描写が分かりにくい気がしました。サナのものをギルだと勘違いしている、ということだと思うのですが、確証が持てずちょっと戸惑ったんですよね。

一気にストーリーが進んだことは良かったのですが、やはり引っかかる部分も多かったというのが正直なところです。掲載順と展開的に終わりが近い気もするのですが、ギルとドレキの再会をしっかり見守らせていただきます。



暗号学園のいろは


いろはや躾の活躍はもちろん、他のキャラの掘り下げも印象的でした。特に家雪の秘密について明かされたことが意外でしたが良かったです。

途中の暗号も難しかったものの説得力がありました。アドバンテージを捨てていろはのもとへ行き、楽しそうにクリアして行く躾がとても良かったです。

ラストシーンも気になりますね。デジタル時計の数字がXに見える部分が鍵になる気がするのですがどうでしょうか。


キャラの掘り下げや暗号が印象的で、面白かったです。いろはや躾の安否と、今後のダンジョン攻略をしっかり見守って行きたいです。




りは「なかなか衝撃的なラストだったので、
まずはいろは達の無事を祈りたいです。
他のキャラの掘り下げも楽しみにしています」




レビューランキング

にほんブログ村 漫画ブログ 漫画感想へ
にほんブログ村

週刊少年ジャンプ2023年45号感想 1/2



ツーオンアイス


ずっと憧れていた綺更に並びたいという隼馬にグッと来ました。ラストの「たった今からは~」というモノローグも印象的でした。隼馬の情熱や努力が伝わって来たので、読者としても綺更の全力を見たくなりました。

隼馬の弱点や才能が描かれていたことも良かったです。夏日の「あんな野良スケーターが」という台詞も印象的でした。

綺更がペアを始めたきっかけについて一瞬だけ描かれたシーンも興味深かったです。今後しっかり描写されると思いますが、競技人口の非常に少ないペアを選んだ理由はやはり気になるところですね。


絵が雑なシーンがちょっと気になりましたが、キャラクターの掘り下げが印象的で、一気に読めました。いよいよ本番を迎えたふたりがどうなるのか楽しみにしています。



部屋の一族(金未来杯エントリー作品)


不思議な力がある泥棒と、恵まれない家庭に育った少女華のバディに惹き込まれました。特に泥棒の「部屋の一族」という設定が斬新で面白かったです。

泥棒と華の生活が淡々としたコマで描かれる演出も良かったです。段々と表情が柔らかくなって行く華がとても可愛かったです。

ふたりの穏やかな暮らしを願っていたので、警察が乗り込んで来るシーンにはハラハラしました。泥棒が告げた「部屋の一族は~」という台詞も印象的でした。

その後、泥棒が華に言った「この世界にはたくさんの部屋がある」という台詞にもグッと来ました。読後感が良いところも魅力的ですね。


ただ、警察が乗り込んで来るまでの経緯や満潮で沈む部屋の設定など、細かい部分に引っかかったのは少し残念でした。警察については「行方不明の少女が見知らぬ青年と生活していた」ということで通報されたと考えていたのですが、その後の台詞を見ると「泥棒が部屋の一族だと分かったから」なのかとも思えてしまい混乱したんですよね。満潮で沈む部屋についても何故そんな場所に指紋を残せたのか、と考えてしまいました。

連載を目指すのなら、こういった部分も作り込んだほうが良いと思うんですよね。アイデアなどに惹き込まれただけに残念に感じました。

全体的には、キャラや設定が印象的で好きな作品でした。前作の「霊能者の心理学」も面白かったですが、本作も良かったです。部屋の一族と泥棒の関係なども気になるので、是非続きを読んでみたいです。



カグラバチ


チヒロのアクションシーンに魅せられました。特に金魚の斬撃の描写がかっこ良いですね。

柴がシャルに説明する形で色々な設定が分かったことも良かったです。サラッと言っていましたが、チヒロはもちろん柴も死ぬほど努力した、ということでしょうね。

ラストでチヒロの表情がアップになったことも印象的でした。いよいよ毘灼の手がかりに繋がるのか、読者としても気になります。


少しだけ気になったのは、正直雑に見えるシーンが散見されたことです。特にシャルの顔は粗いアップが目立っており、良い場面でもちょっと引っかかってしまったんですよね。

全体的には、バトルシーンがかっこ良く面白かったです。チヒロがシャルをしっかり守ってくれることにも期待させていただきます。



キルアオ


ノレンを避け続けた結果逆に彼女を暴走させることになってしまった、という展開が面白かったです。十三も触れていましたが、特にラストシーンはかっこ良すぎて笑ってしまいましたw

十三やノレン以外のキャラがしっかり描かれている点も良かったです。何気にツーショットで登校する天馬と千里、ノリの良い高田と馬場、そして静かに怒る遼とそれぞれが印象的でした。

また、一時的に元の姿に戻った理由も気になりますよね。エリも言っていましたが、やはり当日の食べ物が鍵になるのではと思います。


スピーディーで笑える展開が続き、一気に読めました。十三とノレンの激突や、若返りの秘密についての解明にも期待させていただきます。



魔々勇々


早速エリシアが掘り下げられており、面白かったです。元の世界で母親とどんな風に暮らしていたのかも気になりますね。

コルレオとエリシアが公園で会話するシーンも良かったです。弱さに悩んでいるという意味ではふたりとも似ているんですね。

ふたりが紋章術で何とか敵を打ち破るシーンも印象的でした。ラストのエリシアの台詞は告白めいていますが、本人は自覚しているんでしょうかw


ただ、パンネロが何故か全くふたりを追って来ないなど、細かい矛盾が気になってしまったのも事実です。コルレオとエリシアがふたりきりになるシーンを描きたかったのだと思いますが、もう少し自然な流れにして欲しかったと感じました。そもそも警戒される存在のはずのエリシアがひとりで駅に来ていたこと自体おかしいですよね。

また、前回から引き続き見づらいコマ割りが多い点にも引っかかりました。特にふたりがベンチに座って話し始めるシーンは順番が分かりにくく気になりました。

全体的には、エリシアや紋章術の描写が印象的で惹き込まれました。コルレオとエリシアの関係についても見守りたいと思います。




りは「主人公が身内以外の年上の女性と関わって行くというのは
ドキドキする展開ですねー。
どんな形でもふたりには幸せになって欲しいです」




レビューランキング

にほんブログ村 漫画ブログ 漫画感想へ
にほんブログ村

2023年10月7日土曜日

週刊少年ジャンプ2023年44号感想 2/2



鵺の陰陽師


双斧の強さに押され続ける描写にハラハラしました。狂骨も好きなキャラなので、今後についても気になります。

鵺の覚醒のシーンにも良い意味で驚きました。段々と台詞の文字が崩れて行く描写にゾクッとしました。

第二の盡器を振るう鵺にもとても惹き込まれました。瞳の描き方や台詞はもちろんですが、少し幼く見える理由も気になりますね。ラストの「君が来てくれて良かった」という台詞がとても印象的でした。


迫力のあるバトルシーンはもちろん、鵺の謎がより深まって惹き込まれました。今の鵺と学郎達がどんな会話をするのか、少し怖いですが楽しみにしています。



暗号学園のいろは


予想以上にハイテクなメタバースの様子に惹き込まれました。ナビゲーター役の溺愛も良いキャラですね。第一話の合成音声の正体が明かされたことにも驚きました。

出発前のいろはと享楽のやりとりも良かったです。「この図書室で~」という台詞にグッと来ました。「彼女を追いこすために」と奮い立ついろはがとても良かったです。

ラストの落ちて行くいろはの描写も印象的でした。辿り着いたエリアも何やら不穏ですし、続きが気になりますね。


メタバースの様子や溺愛のキャラが面白く、最後まで飽きずに読めました。いろは以外のキャラの活躍にも期待させていただきます。



アスミカケル


新たな対戦相手、金之丞のキャラが面白かったです。格闘技に関してはド素人だけれどセンスと根性がずば抜けている、というのは今までにいなかったタイプで良いですね。

戸惑いながら二兎が寝技に持ち込む展開にも惹き込まれました。「相手がギブアップしないなら~」と一瞬考えるシーンもゾクッとしましたが良かったです。

ラウンド終了後の義時との会話も印象的でした。義時の「その顔が出来る奴はなかなかいない」というモノローグにもグッと来ました。


ただ、掲載順が回復していなかった点が少し気になりました。正直、トーナメント参加前は二兎に感情移入しにくかったことが一因かなと考えております。

MMAに関してもあくまでも「楽しいから始める」という動機で強さで読者を魅了するような主人公ではないですし、また大きな目標だった一狼が実は好人物だったため、そもそも格闘技を極める意味が薄いように見えてしまったんですよね。主人公が強くなって行く過程に惹かれない、というのは格闘技漫画では厳しいかな思います。

ですが、今週は二兎の素質の片鱗が描かれたので期待も出来るのではと思います。金之丞のキャラも良かったですし、試合の動きに注目させていただきます。



一ノ瀬家の大罪


颯太の過去に胸が痛くなりました。「俺の話は~」という台詞が特に辛かったです。

ココアを用意して翼達の話を聞く美奈子も印象的でした。美奈子に本音をぶつける颯太も良かったです。その後の美奈子がアルバムを取り出すシーンにも惹き込まれました。

終盤の詩織の気持ちも分かるのが辛いですね。テーブルに突っ伏す颯太にもゾクッとしました。何となく、美奈子には記憶が残っているような気がしますね。


ただ、夢を終わらせると宣言していた颯太が弱すぎないか、という部分は正直気になりました。ずっと求めていた言葉をかけられたから、というのは理解出来るのですが、そんなに簡単に家族を許せるだろうかとも思ってしまったんですよね。

また、颯太については写真を撮るのが楽しいと何度も描かれているのに、福井などで一切カメラを持っていなかった点にも引っかかりました。家から逃げたなら好きなことに熱中しているほうが自然ですよね。

今週の展開自体には惹き込まれたのですが、過去のストーリーとの矛盾が気になってしまったのもまた事実です。颯太の掘り下げなどは良かったので、翼がひとりで夢をどう乗り越えて行くのかにも注目したいと思います。



アイスヘッドギル


聖遺物の力を得たもののギルが押されてしまう、という冒頭の展開に惹き込まれました。「自虐の力」というジュミルの言葉も印象的でした。

それでも諦めずに立ち向かっていくギルも良かったです。「完璧なんて~」という台詞にグッと来ました。

サナが知の書になる、という展開も意外で惹き込まれました。聖遺物を制御し始めるラストのギルも良かったです。


ただ、前回退場した仲間達が結局そのままだった点には正直引っかかりました。はっきり言って、読者としてあまり感情が動かないまま戦闘不能になってしまったなというのが正直なところです。やはり仲間の掘り下げは必要だったと思います。

また、イズンのリンゴの描写についてもかなり唐突で気になりました。重要な設定ですし、回想シーンの際などに描いたほうが良かったと思います。

そして、ギルの能力や技自体には惹き込まれましたが、バトルシーンは見づらくて引っかかりました。せっかくのかっこ良さが活かせていない気がします。

ピンチのシーンなどは印象的だったのですが、はっきり言って残念に感じる部分も多かったんですよね。また、一気に戦いが進みましたし、掲載順的に終わりが近い気もします。ただ、覚醒したギルは好きなので戦いの行方はしっかりと見守らせていただきます。




りは「情報が多すぎてごちゃごちゃしている印象を受けてしまいますー。
特に重要な設定などは見やすく描写して欲しいです」



レビューランキング

にほんブログ村 漫画ブログ 漫画感想へ
にほんブログ村

週刊少年ジャンプ2023年44号感想 1/2



ツーオンアイス


隼馬がペアの楽しさに気付くという展開が面白かったです。まだ描写はそれほど多くないものの、夏夜と夏日の兄弟もキャラが濃くて楽しいですね。

ずっと綺更に憧れていたからこそ隼馬にペアの素質がある、という設定にも納得出来ました。ふたりが揃ってジャンプするシーンの構図も良かったです。

隼馬だからこそ発表会にも何とか間に合うかも、という展開にもワクワクしました。ラストの綺更の「ストーカーさん」という笑顔も可愛かったです。


ただ、絵が少し荒れているように見えて正直不安になりました。フィギュアスケートはスポーツの中でも特に画力が必要なジャンルだと思うので、今後の向上に期待したいところです。

全体的には、ストーリーもきちんと進み、新たな目標も示されており、面白かったです。練習はもちろん、ふたりがどんな演技をするのかも楽しみにしています。



魔々勇々


派手なバトルなどはなくコルレオとパンネロの会話や修行シーンがメインでしたが、面白かったです。特に途中で一瞬沈黙した際のパンネロの強キャラ感に惹き込まれました。

本格的な特訓や戦闘の経験がなく押されてしまうコルレオですが、紋章術の可能性を示すシーンはとても印象的でした。今後はこの力が鍵になりそうですね。

ラストに登場した新たな勇者にも良い意味で驚きました。絵に描いた餅を描いた餅の小南を思い出して懐かしかったです。コルレオのリアクションにも笑いましたw


ただ、コルレオが学校に通っておらず軍部の教育を受けていたという設定には正直引っかかってしまいました。恵まれた環境だったはずなのに戦闘能力がはっきり言って低すぎますし、学校に行かせていなかったのにいきなり大学へ行けと言うマママの言葉もおかしいのではと思ってしまったんですよね。

また、冒頭に登場したパーシモット大陸も正直気になりました。形も単純すぎますし、大陸内の地名に「大陸」を付けて呼ぶのはおかしいですよね。

印象的なシーンは多かったのですが、細かい部分が気になってしまったこともまた事実です。新たな勇者の登場での巻き返しに期待させていただきます。



ほうきの狩人(金未来杯エントリー作品)


不思議なほうき、羽丸を乗りこなして悪い魔法使いを捕まえる賞金稼ぎ、という主人公フクロウの設定が面白かったです。主人公の相棒がホウキというのも斬新ですね。小林先生の個性的で可愛らしい絵柄がそのままなのも良かったです。

エルフの少女ハンナとの出会いはもちろん、両親とフクロウの関係もしっかり描かれており惹き込まれました。中盤以降の展開で、やっぱりフクロウは両親の教えを受け継いでいるんだなと分かるところが良かったです。

ラストの煙突に腰かけるフクロウの絵も印象的でした。「今日も悪い魔法使いを~」というナレーションが冒頭とリンクしているところにもグッと来ました。


少し引っかかったのは、展開などがあまりにもベタだったことです。もちろん少年誌として真っ直ぐさは大事だと思うのですが、良い意味で予想を裏切られるようなページが正直ほとんどなかったんですよね。人間とホウキのバディという部分は面白かったのですが、結局は「スピード自慢の主人公」というありふれた設定になってしまっていたなと感じました。

個人的には、主人公の能力を明かす際の絵なども印象的だった、前作の「明日あきらの掌」のほうが惹き込まれました。幽霊とのバトルにゾクッとする点なども良かったんですよね。

全体的には、展開もスピーディーで独特の世界観が上手く描写されており、面白かったです。連載にもしやすそうな題材なので、是非物語の続きを読んでみたいです。



カグラバチ


何やら訳アリらしい少女、シャルの登場で物語が進展して面白かったです。情報屋のヒナオのキャラも好きです。第三話で女子キャラが追加されるというのは、展開的にもスピーディーですし良かったと思います。

シャルの事情についても興味深いですね。特に妖術師に狙われている理由は今後の鍵になる気がします。

微笑ましい食事シーンから一転してシャルが捕まってしまう展開にも惹き込まれました。ラストのチヒロの「引き受けた」という表情もとてもかっこ良かったです。


少し気になったのは、何か所かコピペのシーンが見られたことです。チヒロはどちらかというと無表情なキャラなのでそれを表現するためだったのかもしれませんが、細かな違いなどをしっかり描いて欲しかったんですよね。

全体的には、物語が大きく動き新キャラ達も印象的で、面白かったです。今回の情報は毘灼に繋がるのか、バトルはどうなって行くのか、しっかり見届けたいと思います。



キルアオ


ノレンの様子と十三のツッコミに笑ってしまいましたw特に十三の「それ用の地獄があるよ」という台詞が良かったですw

エイジを心底大切にしているカズマにもグッと来ました。そして天馬のリアクションに良い意味でとても驚きました。中学生にしてこのメンタルは恐ろしすぎますね。

真相を知った後の天馬の「殺し屋が学校に~」という台詞もとても良かったです。「教えられることばっかりだ」という十三のモノローグにもとても共感出来ました。

カズマとエイジが引き続き登場しそうなのも嬉しいですね。十三にとっては受難の日々が続くでしょうが、今後がより楽しみになりました。


ただ、催眠術にかかったノレンがとても面白く可愛かっただけに、十三の設定が少し残念にも感じてしまいました。二十代の独身男性くらいのほうがノレンの成長後の進展も期待出来ますし、ドキドキ出来た気がするんですよね。

全体的には、それぞれのキャラクターがしっかり立っており、殺し屋兄弟編の締めくくりとしてもとても綺麗だったと思います。新たな展開にも期待させていただきます。




りは「敵キャラにも魅力があるのは良いですねー。
カズマとエイジの再登場も楽しみです」



レビューランキング

にほんブログ村 漫画ブログ 漫画感想へ
にほんブログ村

2023年9月30日土曜日

週刊少年ジャンプ2023年43号感想 2/2



暗号学園のいろは


いろはの選択に惹き込まれました。自力では解けませんでしたが、それぞれの暗号についても納得出来て良かったです。

踊り子の詳細や、いろはとアンビシャスの関係にも惹き込まれました。いろはの「それがボクの~」という台詞がとても印象的でした。

デジタル暗号学園への出動メンバー決定のシーンにも惹き込まれました。他クラスのキャラがいるのも意外ですが良かったです。最後尾にいる商もやはり気になりますね。


暗号の答え、踊り子やアンビシャスについて、出動メンバー勢ぞろいのシーンなど、見所が多く一気に読めました。今後のキャラクターの掘り下げにも期待させていただきます。



アスミカケル


予想はしていましたが、以前話した少年(太賀)との再会シーンが印象的でした。彼の大変な境遇を聞いて一瞬躊躇するも、戦う決意を固める二兎もとても良かったです。

迷流斗の反応にも驚きました。意外と爽やかですし、二兎の知名度を利用するなどの強かさも魅力的ですねw

勝利の余韻にゆっくり浸る暇もなく、次の試合相手がやって来る終盤の展開にも惹き込まれました。次の二兎の作戦にも期待ですね。


ただ、それぞれのキャラが上手く掘り下げられていたことは良かったのですが、掲載順の低さが少し気になりました。正直、二兎の魅力が現時点では伝わりにくいのが一因かなと考えております。

やや冴えないものの心優しい少年、という設定は良いのですが、肝心の格闘技の楽しさに目覚める展開が少し遅かった気がするんですよね。祖父に付き合って仕方なく練習を続けているという描写は、はっきり言ってあまり好まれない気がします。

全体的には、対戦相手も個性的で面白かったです。二兎の活躍で巻き返せるよう願っております。



一ノ瀬家の大罪


詩織の描写が印象的でした。颯太への思い入れの強さは感じていましたが、買い物中のシーンを見てその理由にも納得出来ました。

夢の中で翼と颯太、翔が話し合うシーンにも惹き込まれました。耕三の研究というのも今後の鍵になりそうですね。

他の家族は夢の世界を望んでいる、という台詞も切ないですが印象的でした。それぞれが目覚めると決めないと脱出は不可能ということでしょうね。


ただ、確実に移動中だったはずの翼と颯太をどうやって運んだのかという肝心な部分に引っかかってしまいました。一家揃って屋内の床の上にいるので、電車や新幹線などから翼達を連れて来た、ということになりますよね。

正直状況が想像出来ませんし、家に辿り着くまでの展開も夢だったのかと考えるとはっきり言って真剣に読む気が失せてしまいます。福井編も含めて夢だった、ということならまだ分かるのですが、翔が疑似家族のことにも触れているのでこの可能性も低いですよね。

翼の「夢は見なくなった」という言葉との矛盾も気になりましたし、やはり引っかかる部分が多かったなというのが正直なところです。ただ詩織の掘り下げは良かったので、新たな夢が物語にどう影響して行くのかしっかり読んで行きたいと思います。



アイスヘッドギル


ギルとイズンの過去が印象的でした。特にイズンの「乳母なんて~」という台詞が彼女らしくて良かったです。

仲間達が次々と倒れて行く描写にも辛いですが惹き込まれました。中でもイズンが動かなくなったシーンでは胸が痛みました。

サナが彼女からのメッセージを受け取っていた、という描写も良かったです。ラストの新たな力に目覚めたギルの姿も印象的でした。


ただ、仲間のピンチという展開自体には惹き込まれたのですが、はっきり言ってそれぞれのキャラの印象が薄すぎたんですよね。名前もロクに分からないようなキャラが倒れても、あまり感情移入出来ないというのが正直なところです。

また、最後のギルの覚醒シーンが魅力的だった分今までのバトルがかっこ悪く見えてしまった点もマイナスな気がしました。ギルが専用の装備を得る展開はもっと早くに描くべきだったと思います。

掲載順の低さと、仲間が次々と戦闘不能になる描写から、正直終わりが近いのかなとも考えてしまいました。最後のギルがとても良かったので、巻き返しに期待したいと思います。




りは「仲間のピンチを悲しめなかったのは読者としても残念ですー。
もっと早い内にギルと冒険を始めていれば全く違う感想になった気がします」





レビューランキング

にほんブログ村 漫画ブログ 漫画感想へ
にほんブログ村

週刊少年ジャンプ2023年43号感想 1/2



ツーオンアイス(新連載)


スポーツ万能だけれどフィギュアスケートに関しては初心者の主人公、隼馬が、天才少女綺更に出会いフィギュアにのめりこんで行く、という真っ直ぐなストーリーにワクワクしました。彼女に追いつくために滅茶苦茶な練習を続けていたという設定も良いですね。隼馬のトレーニング方法を聞いて信じられない、といった表情になる綺更も印象的でした。

突然姿を消した綺更と東京で出会う、という展開にも惹き込まれました。彼女の癖までコピーしている、という描写も印象的でした。

天才少女と可能性に満ちた素人がペアを組むラストもとても良かったです。ペア結成編、と描かれていたので、その後の展開も今から楽しみです。


トリプルアクセルの絵柄などが少し不安定な点などは気になりましたが、全体的にはやはり良かったです。逸茂先生はレイルウェイ/ゲイトウェイの頃から応援していたので、遂に連載を読めてテンションが上がりました。

隼馬と綺更のキャラも個性的で、とても素敵な二人組でした。次週以降の展開にも期待させていただきます。



カグラバチ


敵のボスにも妖術が仕込まれていたという展開に惹き込まれました。絵的にも迫力がありますね。ちなみに暗い描写が多かったですが、あまり上手くない合いの手を入れる柴にはちょっと笑いましたw

チヒロと父の過去も印象的でした。子どもだったチヒロが戦えるようになった理由もしっかりと伝わって来て、辛いですが良かったです。

ラストのチヒロと柴のツーショットにも惹き込まれました。毘灼の詳細も気になるところですね。


気になっていた情報が色々明かされ、毘灼の恐ろしさも描かれており、面白かったです。次週以降のチヒロと柴の戦いにも期待させていただきます。



鵺の陰陽師


双斧の強さに惹き込まれました。やる気とパフォーマンスについての台詞がとても彼らしいですね。

今までずっと飄々としていた鵺が思いがけず追い詰められるという展開も印象的でした。ちなみに本編とはあまり関係ありませんが、解説の上手い狂骨にはちょっと笑いましたw

ハイレベルな戦いに呆然とする学郎の表情もリアルですね。手段を選ばない双斧によって鵺の術が破られるというラストにも惹き込まれました。


強者同士のバトルということで、途中の術のぶつかり合いも印象的で、面白かったです。鵺の安否も含めて今後の展開を見守りたいと思います。



魔々勇々


コルレオの表情が印象的でした。途中の泣き顔と、ラストの凛々しい姿のギャップが良い感じですね。

新たに登場しコルレオのピンチを救ったパンネロも印象的でした。旧知の仲のマママはもちろん、コルレオのこともきちんと尊重しているという描写が良かったです。

何となく予想していたことですが、マママとハロハロの関係についてもグッと来ました。コルレオが去った後に膝を抱えているマママの姿が切ないですが良かったです。


ラストにタイトルの意味も明かされ、話が大きく動きそうな雰囲気を感じましたし、面白かったです。コルレオの新たな道をしっかり見守りたいと思います。



キルアオ


天馬とエイジのやりとりが印象的でした。幼くも真っ直ぐなエイジの言葉が良かったです。彼もカズマのことを大切に思っているんですね。

エイジの事情を察しながらも手加減しない天馬も良かったです。繰り出した必殺技にも惹き込まれました。

意外と目覚めの悪いノレンも可愛かったです。一番懸念していた事態は起こらなかったものの大ピンチ、というラストにも惹き込まれましたw十三とノレンの反応が気になるところですね。


それぞれのキャラの個性が活かされた展開が多く、面白かったです。十三とノレンの関係が変わるのかどうかにも注目して行きたいと思います。




りは「十三とノレンの関係がどんどん変わって行っているのが楽しいです。
ただ惚れるだけではなく、何かひとひねりあれば更に盛り上がりそうですねー」






レビューランキング

にほんブログ村 漫画ブログ 漫画感想へ
にほんブログ村

2023年9月23日土曜日

週刊少年ジャンプ2023年42号感想 2/2



一ノ瀬家の大罪


衝撃的なラストに惹き込まれました。ずっと気になってた翔が描かれていたことも良かったです。

また、移動中の翼と颯太の描写も印象的でした。等身大のふたりが会話していることが新鮮で、楽しかったです。責任感の強い颯太の姿も良かったです。

家の様子を聞いた颯太が何と言いかけたのかも興味深いですね。急に眠ってしまうことの真相には気付いている感じがします。


ただ、やはり引っかかる部分も多かったというのが正直なところです。特に終盤の展開は、はっきり言って「またか」と思ってしまいました。しかも以前「夢は見なくなった」と翼が語っていたので、完全に矛盾してしまっていますよね。

また、翼が颯太に当然のように夢のことを話していたのも気になりました。記憶喪失について颯太がどの程度把握しているのか不明なのに、いきなりこのことを伝えるのはおかしいですよね。

そして、そもそも疑似家族編自体が引っかかる点ばかりだったので、もしかして全部夢だったのかもと思えてしまうこともマイナスでした。この展開だとすると、真面目に読む意味がないんですよね。

矛盾ばかりだった展開に区切りが付き話が進んだことは良かったのですが、ワンパターンな描写で残念に感じたことも事実です。きっちり構成を見直さないと人気の回復は難しいかと思います。



暗号学園のいろは


いろはと縁沙のやりとりにワクワクしました。ふたりが仲良くしているシーンは微笑ましいですし、同時に期待も高まりますね。イメージチェンジした縁沙の姿もとても印象的でした。

アンヴァリッドの伝言をメタンガスが持って来る、という展開も意外ですが良かったです。名前は果たして似ているんでしょうかw

ずっと気になっていたチア部のキャプテンについて明かされたことも印象的でした。名前を見て男子かと思ったのですが、メタンガスの台詞からすると女子のようですね。

終盤にクオッカがやって来る展開も緊迫感がありました。正直暗号は全然解けませんでしたが、いろはがどんな選択をするのかはとても興味深いです。


今回は本筋が大きく進むことはなかったものの、次に繋がりそうな描写が多く面白かったです。いろはの選んだ答えや、それぞれの真相に期待させていただきます。



アイスヘッドギル


遂に登場したイズンのキャラに良い意味で驚きました。強面で口調は庶民的ですが、ギルを心から大事にしている様子が伝わって来ました。

トロル達のピンチにも引き続きハラハラしました。まだまだ苦境は続きそうですが、グレイティストやスリズの強さがしっかり描かれており、希望が見えるのも良かったです。

ギルの技がイズンと一緒に編み出したもの、という描写も印象的でした。リッチ達に勝利して、ギル達がドレキの手がかりを掴めるのか気になるラストでした。


ただ、肝心の戦闘シーンが見づらかった点は残念に感じました。特に冒頭のトロル達が捕らえられるシーンはとても分かりにくかったです。正直、何度か読み直してもアクションを把握することが出来ませんでした。

バトルファンタジーでは、やはり戦闘シーンにも力を入れるべきだと思うんですよね。キャラクターのデザインなどは好きなのですが、せっかくの魅力的なキャラ達がしっかり動けていないなという印象を受けてしまいました。

イズンについても描かれ、ストーリーが進んだことは良かったのですが、読みづらくなってしまっていた点には引っかかりました。掲載順も回復していませんが、今回のバトルでの巻き返しに期待させていただきます。



ドリトライ(最終回)


終わってしまいましたね。最後がかなり駆け足でしたし、話数から見て打ち切りと判断して良いでしょう。

ただ、最終回は惹き込まれる描写が多かったです。青空の子孫、大河の意外な境遇、そして青空自身の結末など、いずれもとても印象的でした。

式の最後に流れた動画を見て、大河が本当の夢のためにもう一度歩き出す、という締めくくりも綺麗でした。「何度でも立ち上がる」という台詞から青空の魂が感じられて良かったです。


敗因としては、わりと早くに読者の期待とは違う方向に進んでしまったことがひとつ挙げられるかと思います。このブログにも何度か書いていますが、熱血スポーツ路線で良かったと思うんですよね。

いきなり非現実的なキャラや技が登場すると、正直戸惑ってしまいます。せっかく舞台を終戦直後にしたのですから、ある程度古臭くてもベタで真っ当なスポーツを描いて欲しかったんですよね。

また、作画面での粗も目立ってしまっていたと感じます。特に生野の腕や虹村の顔立ちなどは何度も描写されていたので引っかかりました。画力は高いと思うのですが、連載のペースについていけなかったのかなとも感じます。

そして、細部の矛盾が多かったことも問題だった気がします。最終回で描かれた青空の生年月日も明らかにおかしいですし、星の症状の表現なども矛盾が目立っており気になってしまったんですよね。また、大河の職場がブラックと描写されていますが、実際は簡単な仕事をこなしているだけなのでそれほど悪に見えませんでした。

ただ、終盤と最終回のストーリーは個人的には好きでした。青空の熱い考えが令和の若者にしっかり引き継がれた、という展開も良かったですし、青空の生き様がしっかり伝わって来た点も魅力的でした。

また、最終回でかなりの時間経過があったもののストーリーはきちんと締めくくられていますし、今回は個別記事の作成は予定しておりません。雲母坂先生、お疲れ様でした。長所を活かした新たな作品に期待させていただきます。




りは「序盤と終盤の雰囲気はとても好きでした。
雲母坂先生の作品をまた読みたいです」



レビューランキング

にほんブログ村 漫画ブログ 漫画感想へ
にほんブログ村