2023年10月14日土曜日

週刊少年ジャンプ2023年45号感想 2/2



鵺の陰陽師


双斧の行く末が意外でしたが良かったです。任務前のモノローグなどで彼の人柄が伝わって来る点も好印象でした。

また、教室でのやりとりは笑いどころが多く面白かったです。特に心の中でツッコミを入れ続ける学郎と、相変わらずこき使われている狂骨が好きですw狂骨がこれからも登場してくれそうなことも嬉しいですね。

重要な設定が明かされるシーンにも惹き込まれました。他の鏖の詳細、鵺の真意、学校に封じられている理由など、次回以降がより楽しみになりました。


シリアスなシーンと笑える箇所のバランスが良く、面白かったです。まずは鵺が何を語るのかしっかり見届けたいと思います。



アスミカケル


金之丞の性格や動きを見抜いて戦う二兎がかっこ良かったです。ファイトIQが高いという描写にもとても納得出来ました。

前回から引き続き金之丞のキャラも印象的で良かったです。完全に素人だけれど根性とセンスだけでのし上がって行くという設定が面白かったです。

彼の強さやスタイルを認めた上で、得意の戦法に持ち込む二兎にも惹き込まれました。二兎が技を決めるラストシーンが熱かったです。


個人的に今週で決着でも良かったのでは、とも思いましたが、二兎と金之丞のぶつかり合いに終始惹き込まれました。次回のふたりのやりとりもしっかり見守らせていただきます。



一ノ瀬家の大罪


笑顔の颯太に切なくなりました。一緒に現実に戻ろうと約束したはずの颯太の変化に戸惑う翼の描写もリアルですね。

颯太から今の生活を奪って良いわけがない、という詩織の言葉も印象的でした。その言葉を受けても夢から抜け出すために行動する翼がとても印象的でした。

自分から団欒をぶち壊して「そのたんびに全部忘れてやり直すの?」と問いかける翼にグッと来ました。次回以降の翔とのやりとりも気になりますね。


ただ、詩織の「翼だけはいつも前を向いていた」という台詞には正直納得出来なかったんですよね。恐らく小学生時代はそうだったのでしょうが以前「結局自分は家族を救えなかった」と描写されていたので、突然翼は頑張っていたと描かれても受け入れられませんでした。目を覚ました後も家族を支えるようなシーンはなく、福井へと逃げていましたよね。

そして細かいですが「颯太の話もつまらない」という台詞もはっきり言って不快でした。正直子どもの頃の翼が話していた内容もどうでも良いものでしたし、そもそも家族同士の雑談に面白さを要求するのがおかしいですよね。

翼の大胆な行動は良かったのですが、読者としては説得力がないなと感じてしまったのも事実です。掲載順も回復していませんし、展開的に終わりが近いのかなとも思いますが、一ノ瀬家の結末はしっかり見届けたいと思います。



アイスヘッドギル


悲しい戦いの結末に惹き込まれました。特に気絶したギルを見たスリズの葛藤が印象的でした。

墓前でのギルとグレイティストの会話も切ないですが良かったです。ドレキの教えをギルに伝えた後「愛する人を~」と問いかけるグレイティストに惹き込まれました。

その後のリッチ達のやり取りも印象的でした。バアルが目覚めたラストシーンに特にゾクッとしました。


ただ、墓前で落ち込むギルに正直感情移入しづらいなと思ってしまいました。以前にも書きましたが仲間達との絆の描写が非常に少なかったので、キャラとの別れを素直に悲しめないんですよね。

また、リッチが運んで来た脚についての描写が分かりにくい気がしました。サナのものをギルだと勘違いしている、ということだと思うのですが、確証が持てずちょっと戸惑ったんですよね。

一気にストーリーが進んだことは良かったのですが、やはり引っかかる部分も多かったというのが正直なところです。掲載順と展開的に終わりが近い気もするのですが、ギルとドレキの再会をしっかり見守らせていただきます。



暗号学園のいろは


いろはや躾の活躍はもちろん、他のキャラの掘り下げも印象的でした。特に家雪の秘密について明かされたことが意外でしたが良かったです。

途中の暗号も難しかったものの説得力がありました。アドバンテージを捨てていろはのもとへ行き、楽しそうにクリアして行く躾がとても良かったです。

ラストシーンも気になりますね。デジタル時計の数字がXに見える部分が鍵になる気がするのですがどうでしょうか。


キャラの掘り下げや暗号が印象的で、面白かったです。いろはや躾の安否と、今後のダンジョン攻略をしっかり見守って行きたいです。




りは「なかなか衝撃的なラストだったので、
まずはいろは達の無事を祈りたいです。
他のキャラの掘り下げも楽しみにしています」




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