2024年7月6日土曜日

週刊少年ジャンプ2024年31号感想 1/2



悪祓士のキヨシくん


緊張しすぎた清が就任式に遅刻してしまう、という冒頭が既に面白かったですw本質的にはちょっと気が弱いんでしょうね。自分も大変なのに困っている老婦人がいたら助けてしまう、という描写にも人柄の良さが表れていてグッと来ました。

ライバルになりそうな新キャラ、葬介も印象的でした。清がいなければ彼が余裕で首席だった、という設定も良い意味で分かりやすかったです。

そんな葬介が全く敵わない魔王を清が圧倒する展開にも惹き込まれました。シリアスな表情を浮かべた清が「どういう状況?」と考えているシーンは思わず吹き出しましたw

葬介が「いずれお前を超える」と宣言するラストも良かったです。清は感動して「仲良くなりたい」と思っているのに、顔が怖くて誤解されてしまう、というオチも笑えましたw


ストーリーのテンポも良かったですし、清の活躍も新キャラの描写も印象的で、面白かったです。清や葬介はもちろん、他の悪祓士の描写にも期待させていただきます。



超巡!超常先輩


ローボのグレッぷりが妙に古典的で笑ってしまいましたwあれは注目されても仕方ないと思いますw

行き場をなくしたローボが非有児と出会う、という流れも自然で良かったです。だいぶコンビニに馴染んだ様子の非有児と、店員としての解像度の高さに驚くローボに笑ってしまいましたw「仲間と本気でぶつかり合え」という非有児のアドバイスも良かったです。

巡と直の本心について描かれていたのも良かったです。非有児のアドバイスを間違った方向に解釈したローボが暴走する、というオチも笑えましたw


珍宿署の面々の関係性や非有児の性格がしっかり伝わって来て、面白かったです。掲載順も好調ですし、新たな騒動に期待させていただきます。



カグラバチ


ボロボロになった伯理の姿に胸が痛くなりました。この描写があったからこそ、京羅の強さがよく分かりますね。

彼に対するチヒロの問いかけも印象的でした。「漣家当主だ」という京羅の答えも悔しいですがかっこ良かったです。

伯理が京羅との勝負の鍵になった、という展開も上手いですね。京羅と幼少期の伯理のやりとりから固い絆が伺えるのも切なかったです。

形勢逆転でチヒロ達が京羅を追い詰める終盤の流れにも惹き込まれました。その分京羅の最後の手が気になりますね。


とにかく京羅の掘り下げが印象的で、一気に読めました。楽座市の終わりも近そうですが、バトルと真打の行方をしっかり見守らせていただきます。



願いのアストロ


可愛らしいアストロを持つ少女、野々のキャラが印象的でした。彼女とヒバルのやりとりが微笑ましかったからこそ、アストロ狩りの犯人、千鋭の卑劣さが際立ちますね。野々の健気な反応も切なかったです。

ヒバルや寅三達が霞ヶ浦に行くという展開にも惹き込まれました。惨状や危険さを見て迂回を提案するテラスと、真っ向から衝突するヒバル達が印象的でした。「好きだぜ」という寅三の台詞に共感しました。

寅三のフィジカルについての描写も良かったです。特にラストに描かれた彼は本当に頼もしいですね。


少し引っかかったのは、冒頭のヒバルがあっさり居眠りしていたことです。仮にも一派のリーダーなわけですし、寅三に見張りを頼まれたのに無責任ではと思ってしまったんですよね。別の理由で野々と出会っていたらもっと話に入り込めたのでは、と感じます。

全体的には、新キャラ達が印象的で面白かったです。寅三を含むヒバル派達が霞ヶ浦でどう動くのか、しっかり見守らせていただきます。




りは「霞が関では更にストーリーが動くのではと予想しています。
獅鷹の登場もちょっと怖いですが楽しみです」




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