極東ネクロマンス
翠の描写に良い意味で驚きました。華やかで気の強そうな外見に反して親しみやすい性格なんですね。霊石を可愛いと言うなどの独特のセンスも好きですw
薫と彼女の特訓シーンも印象的でした。「無自覚のスパルタ」という薫の表現が良かったですwシシが意外と協力的なのも興味深かったです。
少しでも早く強くなろうと努力を重ねる薫の姿にもグッと来ました。「無理しなくていいって言ったのに」と呟きつつ、努力をちゃんと認めてくれる翠も好印象でした。
翠の死霊が明らかになるラストシーンにも惹き込まれました。「守ってあげる」という台詞が何とも頼もしいですね。
薫の成長も見られましたし翠のインパクトが強く、面白かったです。翠の死霊の詳細や、戦いの行方にも期待させていただきます。
カグラバチ
早くも伯理の能力の秘密が明かされ惹き込まれました。仮面の描写がとてもかっこ良かったです。
氷の肌の女を回想するシーンも切なかったです。彼女への謝罪が覚醒のきっかけになったという描写にも惹き込まれました。
チヒロと天理のバトルも良かったです。対立する立場にはなりましたが、父への確かな愛情がある、という意味でふたりは似ていたのかもしれませんね。ボロボロになったチヒロと伯理が会話するラストシーンも印象的でした。
初登場のときからインパクトは強かったですが、伯理は本当に良いキャラになりましたね。楽座市もまだ終わらないと思うので、今後の展開をしっかり見守らせていただきます。
Dear Anemone
竜一が変化して行くシーンが恐ろしいけれど印象的でした。喜々として近付いて行くロベリアにもゾクッとしました。カメレオンについての解説も分かりやすかったです。
善生とリエヴルのやりとりにも惹き込まれました。自分を利用した相手にも思いやりを忘れない善生の姿にグッと来ました。
ラストのふたりの表情もとても印象的でした。善生がどんなことを語るのか、今からとても気になります。
竜一の適正についてや、物語の鍵となりそうな再会なども描かれ、一気に読めました。ただ、掲載順が回復していないことは心配です。
展開の遅さやキャラクターの薄さなどが引っかかり、序盤で離れてしまった読者が多いのかもしれませんね。減ページや画面の見づらさなども印象が良くないのかな、と思います。今週も竜一、海月とロベリアの攻防が正直分かりにくかったです。
ただ、最近はキャラクターも立っていますし物語の本筋も進んでおり、個人的には惹き込まれることも多いなと感じます。待望の再会についても描写されたので、物語は綺麗に締めくくれそうですよね。とにかく、ふたりの会話に期待させていただきます。
グリーングリーングリーンズ(最終回)
終わってしまいましたね。内容と話数から見て打ち切りと判断して良いでしょう。
ただ、最後まで爽やかな雰囲気は失われておらず好印象でした。珀と撫子のやりとりも全体的に良かったです。特に買い物が終わった後の「半分こ」のやりとりにはキュンとしてしまいました。
撫子がクラブを選んだ理由にも説得力があり良かったです。一打目を決めたときの珀の笑顔も印象的でした。「いいじゃないか」というラストのモノローグもとても良かったです。
敗因としては、やはり序盤の展開の遅さがまず挙げられるかと思います。このブログでも何度か書いていますが、力との飛距離勝負は間延びしていたこともあり正直少し退屈に感じたんですよね。珀の作戦が卑怯に見えてしまったこともマイナスでした。
また、中盤まで珀の性格がイマイチ読めないのも残念でした。個人的には「本格的に取り組んでいるわけでもないのに現金を渡してゴルフを教わろうとする」などの展開には違和感があり、引っかかったんですよね。
そして、細かい点になりますが、たまに作画の乱れが見られたこともちょっと気になりました。中でも撫子の描写については何度か引っかかってしまいまいた。デザイン的にもとても好きなキャラなのですが、アップの際の表情を雑に感じることがあり少し残念だったんですよね。
ただ、特にオリバーが登場してからは盛り上がる展開も多かった印象です。彼と撫子の関係も良かったですし、彼女達の影響で珀がゴルフにのめり込んで行く、という流れにも惹き込まれたんですよね。
買い物をするエピソードでゴルフ漫画を締めくくる、という点はちょっと気になりましたが、未回収の伏線などもほぼないですし、ラストも爽やかで個人的には好きな最終回でした。そのため今回は個別記事の作成は予定しておりません。
寺坂先生、お疲れ様でした。キャラクター同士の関係性などは魅力的でしたし、ストーリーのスピード感さえ改善すれば本作も多くの支持を得られたと思います。次回作に期待させていただきます。
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