キルアオ
JARDINの二代目、陽一郎のキャラに良い意味で驚きました。髪のキラキラトーンが妙にわざとらしくて好きですw
陽一郎はもちろんですが、着ぐるみに入っていた女性メンバーも興味深いですね。異常な馬鹿力や額の縫い目がエイジを彷彿とさせるので、何か関係があるのかなと考えております。
ラストの展開には陽一郎と同じく驚いてしまいました。ますます子ども化の秘密が気になりますね。
ただ展開自体は面白かったのですが、突然ストーリーが進んでおり少し戸惑いました。バトルの結果が早めに描かれればそのまま完結出来てしまいそうなんですよね。もっと読んでいたいので、他のユニコーンなどもしっかり描写して欲しいです。
全体的には、それぞれのキャラが立っており、良い意味で謎も増えて来て興味深いエピソードでした。まずは家庭科部のメンバー達の無事を祈りたいと思います。
サダオがいる家(読み切り)
過去のショート作品が長編読み切りになって帰って来る、というのはちょっと珍しいですねー。ショート時代から面白いと思っていた漫画だったので再会出来て嬉しいです。画力が高いのでホラーシーンも迫力がありますね。
三姉妹のキャラもそれぞれ印象的でした。終盤で明かされた正体も良かったですし、サダオに歩み寄ってくれた「おじさん」との関係が描かれていたことも好印象でした。
迷惑な配信者をサダオと三姉妹が撃退する、という展開も良かったです。彼らを驚かせる場面は結構本格的で怖いですねwラストのサダオ達のやりとりも微笑ましかったです。
少し気になったのは「幽霊を成仏させるために事故物件に住む」という流れがゆらぎ荘の幽奈さんと被ってしまっていた点です。そこまで珍しい設定ではないと思いますが、同じ雑誌の有名作品が頭に浮かぶと既視感が強くなってしまうんですよね。もう少しオリジナリティを加えても良かったのではと思います。
全体的には、サダオも含めてキャラクター達に愛嬌があり面白かったです。連載にもしやすそうな題材なので、個性を出した上でまた本誌で読めると嬉しいです。
カグラバチ
蔵を偵察して行く様子に惹き込まれました。チヒロが辛そうな表情になっているのも新鮮ですね。本筋とはあまり関係ないですが、メモ帳に描かれた絵が上手いことも印象的でした。
鍵を握る伯理がヒナオやシャルと仲良くなっている描写も微笑ましかったです。唯一の突破口を見抜かれた際の京羅の様子も良かったです。
前回に引き続き、鳴のシーンもかっこ良かったです。ラストの緋雪も興味深いですね。
静から動への移り変わりが印象的で、面白かったです。緋雪の真意や作戦の本格的な始動に期待させていただきます。
超巡!超常先輩
コンビニで奮闘する一行の様子が面白かったです。ちなみに鋭利華も色んな意味で興味深いキャラですねw
テンションが上がりまくる巡の姿も面白かったです。「知らない内に世の中が便利になったと思っていたけど全部コンビニのおかげだった」という描写には深く頷いてしまいましたw実際最近のコンビニは生活に欠かせない存在ですよね。
接客スキルを磨いたことで万引き犯を突き止めることが出来た、という展開も自然ですし面白かったです。決めのシーンで名札を突き出す巡にも笑いましたw
オチはちょっと弱い気がしましたが、ギャグも冴えていましたし世相が反映されている点も面白く、一気に読めました。交番の外でのエピソードも楽しいということが分かったので、また三人の新たな挑戦を見てみたいです。
鵺の陰陽師
冒頭の夜行達の会話に惹き込まれました。道具にこだわっていた理由にも納得出来て良かったです。学郎達がピンチなのかなと思った直後に鵺が「大丈夫」と言い切っており安心しました。
また、彼女の話す修行の条件が意外すぎて惹き込まれました。すぐに飛び出す代葉や四衲とは対称的に七咲は立ち止まってしまう、という描写が印象的でした。葛藤の後で彼女が学郎を追いかける、という展開も良かったです。
そして、終盤の学郎と七咲のやりとりにはキュンとしました。「いいよ」と言う彼女の笑顔が眩しいですね。ラストに書かれた真実には驚いてしまいましたw
修行までの流れが分かりやすく描かれており、一気に読めました。オカルト部のメンバー達がどんな風に強くなって行くのか、しっかり見守らせていただきます。
グリーングリーングリーンズ
コンペの参加メンバー勢ぞろいの打ち上げが微笑ましかったです。反省点について考えつつ「めちゃくちゃ楽しかった」と話す珀の笑顔が爽やかですね。みんなのおかげで目標が決まった、というシーンも印象的でした。
すぐに眠れそうなくらい疲れているのに試したいことがあって眼が冴えてしまう、という珀の描写も良かったです。それだけゴルフに夢中になれたんですね。
練習場での珀と撫子の静かなやりとりも印象的でした。ラストの「また一歩」というナレーションも良かったです。
熱いコンペの後の締めくくりとして相応しい、静かだけれど印象的なエピソードでした。珀と撫子、それぞれが課題や目標を見付けられたようなので新たな展開にも期待させていただきます。
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