2024年3月9日土曜日

週刊少年ジャンプ2024年14号感想 1/2



キルアオ


和やかなホームパーティーの後の十三とコタツの会話に惹き込まれました。核心的な質問をするコタツの姿も印象的でした。本音を打ち明ける際の十三の表情も良かったです。

そこに獅堂がやって来る、という展開にも惹き込まれました。情と信念は切り離して考える、という彼の決意も印象的でした。

ノレン達が殺し屋に襲われるシーンはハラハラしました。ピンチの中で十三が出した結論が熱かったです。


何となく予想はしていましたが十三の本心も聞けましたし、獅堂の掘り下げも描かれており一気に読めました。戦いの行方はもちろん、獅堂が今後十三にどう関わって行くのかにも期待させていただきます。



超巡!超常先輩


意外すぎる新人(ローボ)の登場に笑ってしまいましたwどうやっても心が読めない、という相手は確かに巡にとって天敵ですよね。

巡がクズすぎてローボが凶暴化してしまう、という展開も面白かったです。直の「自信とか?」というボケも好きですw

結局ローボを止めたのは直だった、という流れも良かったです。ローボの「屋久杉」というたとえに笑ってしまいましたw


新キャラのローボも印象的で、小ネタも笑えて、面白かったです。三人体制になった交番がどうなって行くのか、楽しみにしています。



カグラバチ


チヒロ達と京羅の対話に惹き込まれました。特に京羅が妖術で蔵の情報を明かす、という描写が良かったです。

京羅は一見紳士的ですが、ときおり異常な台詞が飛び出して来るのが恐ろしいですね。中でも、蔵に捕えている人々は替えが効く、という言葉にゾクッとしました。今は話し合いで済むかと思ったのに親衛隊が駆け付ける、という展開にも惹き込まれました。

そして、京羅のもとへやって来なかった宗也のキャラも興味深いですね。彼が伯理と対面するラストには少しゾクッとしました。宗也は何となく伯理に執着している気がするので、伯理の無事を祈りたいです。


得体の知れない京羅や宗也という興味深い存在がしっかり描かれており、目が離せませんでした。まずは宗助の掘り下げに期待させていただきます。



Dear Anemone


萼が善生とのやりとりを回想するシーンが印象的でした。テヅルモヅル、よく知らない生き物ですが興味深いですね。善生の言葉がヒントになった、という展開も良かったです。

ピンチを切り抜けた後、萼がアネモネにありがとう、と伝える場面も印象的でした。アネモネの笑顔と、一瞬描かれた過去のシーンも気になりますね。

研究所に乗り込むラストにも惹き込まれました。一行の後ろから迫って来るのは何者なのか、とても興味深いです。


ただ、前回から引き続き何が起こっているのか伝わって来ないというのが正直な感想です。特に海中でのバトルは、結局どうやって未知の生物に勝ったのかよく分からなかったんですよね。また、萼がアネモネの力を操るという描写も重要だと思うのですが、こちらも絵を見ただけでは流れを把握出来ませんでした。

シリアスで惹き込まれる展開が多いですし絵は個性的で好きなのですが、描き方が良くない気がします。伝わりやすいコマ割りや描写を心がけて欲しいんですよね。このブログでも何度か指摘していますが、キャラの描き分けも課題だと思います。

全体的には、独特の世界観や主人公達が窮地から抜け出すという場面が印象的で、面白かったです。まだまだピンチは続きそうなので、しっかり見守らせていただきます。



鵺の陰陽師


学郎の攻撃が描かれた見開きのコマがとてもかっこ良かったです。彼の姿を見た四衲の「勝手に~」という台詞にもグッと来ました。

ようやく決着したのに今度は従者三人と戦うことになる、という展開にも惹き込まれました。七咲や代葉の合流も熱いですね。

黒幕(夜行)と狂骨のバトルも印象的でした。狂骨の退場が心配になりましたが、先手を打っていたというのはさすがですね。彼が学郎に頼るラストの展開も意外ですがとても良かったです。


新たな戦いが始まるようで目が離せませんね。まだまだピンチはありそうですが、学郎なら狂骨の期待にも応えられると信じたいです。応援に来るキャラも含めて全員無事に乗り越えてくれることを願っています。



グリーングリーングリーンズ


思い通りに行かないゴルフに挑む珀の姿がやはり印象的でした。上手く飛びすぎても駄目、というのが難しいですね。

腐らずに工夫し続ける珀の描写も良かったです。調整と挑戦を繰り返してやっとスコアを伸ばすことが出来た、というシーンも爽やかでした。小梅と一緒にダブルボギーを喜んでいるところも可愛くて好きです。

終盤、オリバーが撫子をけしかけるという展開にも良い意味で驚きました。遠慮なく意見を言い合える幼馴染なんですね。思いがけず彼女とぶつかり合うことになってしまった珀がどうなるのか、とても興味深いラストでした。


ちなみに細かい話ですが、撫子の「なんて?」という台詞はちょっと気になりました。彼女の性格的に「なんで?」のほうが自然ではと思うのですが、ミスでしょうか。

本編はゴルフの楽しさや工夫がしっかり伝わって来て、面白かったです。珀が撫子にどう挑むのかにも期待させていただきます。




りは「細かいミスはありましたが、ゴルフの魅力がしっかり伝わって来ました。
センターカラーも楽しみです!」




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