2024年2月3日土曜日

週刊少年ジャンプ2024年9号感想 2/2



魔々勇々


本編とはあまり関係ないのですが、黒髪眼鏡の男性が政府側だったことにちょっと驚きましたw台詞からしてパンネロ達の補佐や魔王達の保護を担当しているようですね。

雨の中でのエリシアとモニカのやりとりも良かったです。本音を話すエリシアにドキドキしました。モニカの耳の能力も応用が利きそうで良いですね。

彼女が明かしてくれたグリシャの目的にも惹き込まれました。降霊のためのまだ足りない条件というのも興味深いですね。勇者サディコの存在も気になりました。


ひとつ引っかかったのは、コルレオが傘を届けに来るシーンが分かりにくかったことです。「自分が濡れることを気にせず傘を差し出してくれた」という部分が見どころなのだとは思いますが、土砂降りなのに傘を差さず外に出るという行動が不自然で気になってしまったんですよね。「エリシア達を探し回って息を切らしていた」くらいシンプルな描写でも良かったのでは、と思います。

また「ミネルヴァの紋章術に攻撃性がないから拘束しやすい」という台詞も引っかかりました。脱走のしやすさとは関係ないですよね。

全体的には、エリシアとモニカの関係やグリシャの計画が印象的で面白かったです。掲載順は心配ですが、新たな展開になりそうなので巻き返しに期待させていただきます。



カグラバチ


チヒロと双城の決着後がとても良かったです。最後までもがく双城は憎らしいですが、やはり魅力的だなとも感じました。チヒロの「ただ俺が~」という台詞にもグッと来ました。

神奈備の会議の風景にも惹き込まれました。メンバー達の状況を改めて整理すると辛いですね。刻雲やチヒロへの言及も印象的でした。

最後に描かれた緋雪についても気になりますね! 既にSNSなどで話題沸騰なのも面白いですw


双城の顛末、神奈備達の動向、そして興味深いキャラクターの登場など、惹き込まれるシーンが多く一気に読めました。まずは緋雪がどんなキャラなのか見極めたいです。



ツーオンアイス


夏日と夏夜の過去に惹き込まれました。夏夜が自分にも他人にも厳しいのにはやはり理由があったんですね。危険性を十分に説いた上で彼が隼馬に答えるシーンも印象的でした。

隼馬がペア女子だけが知る景色を見る、という展開も良かったです。これがきっかけでペア技成功のコツを掴む、という流れにも説得力がありました。ペア練習の前に「何それ」と笑う綺更の表情も印象的でした。

そして、やはり隼馬と綺更のトリプルアクセルがとても良かったです。冴の登場も意外でしたが印象的でした。隼馬と綺更が喜び合うラストシーンにも惹き込まれました。


才能に恵まれていると自覚した隼馬が一気に成長を遂げる、という展開も熱く、面白かったです。掲載順は気になりますが、これからも笑顔の隼馬と綺更を見守り続けたいなと思えるストーリーでした。冴との関わりにも期待させていただきます。



アスミカケル


冒頭の祥太郎の姿と、盛り上がる観客達の描写が印象的でした。二兎や義時への批判は身勝手にも感じましたが、一般人からの正直な意見なのかなとも思います。

インターバルを終えた後の二兎の戦略も良かったです。やはり一狼と祥太郎の動画がキーになりましたね。一狼への感謝の言葉がとても印象的でした。

負傷した祥太郎とぶつかりあう終盤の展開も熱かったです。「強いよ」という奈央の台詞にも惹き込まれました。


ただ、やはり掲載順の低さが心配ですね。個人的に試合の流れや大きな見せ場は好きなのですが、対戦相手の地味さや暗さがマイナスだったかなと感じます。祥太郎も「負けたら引退のスキンヘッドのベテラン選手」という設定で勝ったとしても爽快感がないですし、デザインも相まって華がないので、主人公のデビュー戦の相手としては扱いづらかったのでは、と思ってしまうんですよね。

全体的には、ベテラン選手である祥太郎の恐ろしさ、明日見流を活かして彼を超えて行く二兎など、印象的なシーンが多く面白かったです。それぞれの武器を活かしたふたりの戦いがどうなるのか、しっかり見届けさせていただきます。

また、金未来杯の結果が発表されましたね。カンヴァステラの優勝、個人的にはとても納得です。

主人公カイガの能力や旅の動機、一見天真爛漫なヒロインテオの秘密など、バトルファンタジーという定番ジャンルの中で個性的な設定が描かれていることに惹き込まれました。旅頃先生、おめでとうございます! 連載にもしやすそうな題材なので期待させていただきます。 


  りは「画力も高いですし絵に個性があるのも良いですね。

     カイガとテアの今後も是非読みたいです!」





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