キルアオ
前回から引き続き、ノレンの行動にハラハラしながら読みました。とりあえず本心からの攻撃ではなかったようで安心しましたが、余計に彼女の秘密が気になりますね。十三とノレンのいやらしさのない密着シーンにも惹き込まれました。
決着の後の舞とのやりとりも良かったです。特に十三の「ギャル姫さんを~」という台詞が印象的でした。
ラストの十三とコタツの会話にも惹き込まれました。十三の嫌な予感はやはり当たってしまうのかもしれませんが、興味深いですね。
ノレンが抱える秘密、彼女と十三の接近、勝負の決着など、見たかった場面がしっかり描かれており面白かったです。先を読むのは少し怖いですが、新たな展開に期待させていただきます。
鵺の陰陽師
狂骨の登場シーンに惹き込まれました。幻妖の姿もちょっと怖いですがかっこ良いですね。
学郎、四衲の戦闘にもハラハラしました。格上のレベル3とも渡り合う四衲の強さが伝わって来ましたが、その代償が明らかになる場面は辛かったです。「左腕は?」という学郎の台詞にゾクッとしました。
傷付いた彼女を見て学郎が覚悟を決めるシーンもとても良かったです。「俺が~」というモノローグが印象的でした。狂骨が言っていた通り、ふたりなら大丈夫だと信じたいです。
ただ、戦闘についてはちょっと画面がごちゃごちゃしていて読みづらい気がしました。特に四衲の腕の状態が分かる場面はもう少し前振りがあっても良かったのではと思います。
また、学郎が決意するシーンが何度も描かれており正直ちょっと食傷気味なんですよね。今回活躍させてしまったほうが爽快感があったのでは、と思います。
全体的には、冒頭の狂骨、四衲の活躍、ラストの学郎など、惹き込まれるシーンが多く一気に読めました。次週以降の学郎の活躍に期待させていただきます。
魔々勇々
遊園地を回るコルレオ、エリシア、モニカの姿が印象的でした。特にエリシアやモニカはとても厳しい環境を生き抜いて来たようでちょっと切なくなりました。
モニカが紋章術を活かして子どもを救う、という展開も良かったです。周囲の客に感謝を述べられて照れる姿も可愛かったです。
勇者サディコのものと思われる台詞も気になりますね。ラストのお化け屋敷のシーンにも惹き込まれました。
ただ、観覧車事故のシーンは違和感が強かったです。停止しただけで子どもが落ちそうになる、という状況がほぼありえませんし、きちんと施錠されていなかったドアが強風で開いてしまった、などの流れのほうが自然だったのではと思います。
また、さらわれたミネルヴァはもちろん、負傷したラルフレッドも放っておいて遊園地に行く、という展開もやはり違和感がありました。三人のシーンを描くため強引に退場させられたように見えてしまうんですよね。
三人の会話などは良かったのですが、今週も違和感の目立つ場面が多かったなというのが正直な感想です。次週センターカラーということでしばらく連載は続きそうなので、改善されて行くことを願いたいと思います。
カグラバチ
アホな新キャラが描かれる、という良い意味で予想出来なかった展開で冒頭から笑ってしまいましたwキャラの内面はもちろん、第三者から見たチヒロと双城の戦いが描写されているのも良かったです。
双城が首謀者ではなかった、という場面にも驚きました。あくまでも名前が使われているだけ、という展開は意外でしたが、納得は出来ました。
新キャラ(伯理)の正体が明らかになるラストも良かったです。チヒロは困惑しているでしょうが、思いがけずコネをゲット出来たのはラッキーですよねw
少し気になったのは、伯理のデザインにオリジナリティがないかなと感じたことです。神奈備のメンバーとも似た系統の顔立ちですし、正直個性が伝わって来ないんですよね。
線が雑になっている箇所も多かったため、余計に魅力が分かりにくい気がしました。また、緋雪が未登場なのも残念でした。
全体的には、チヒロへの憧れを吐露する伯理が面白く一気に読めました。伯理と出会ったことで物語がどう展開するのか、じっくり見守らせていただきます。
グリーングリーングリーンズ
オリバーの返事は何となく予想出来ていましたが、彼のプライドが伝わって来て良かったです。「参加しませんけど?」という無慈悲な返事には笑ってしまいましたw
彼が弟を大切にしている、という描写も意外ですが良かったです。珀が弟を呼んで親睦を深めようとする、という展開も、驚きましたが興味深かったです。
終盤に描かれた撫子の姿にも惹き込まれました。祖母に迎えられるシーンはもちろん、ラストのベッドに横たわるシーンも印象的でした。
まだまだ近付かない珀とオリバーとの距離や最後の撫子など、印象的な場面が多く一気に読めました。珀はもちろん、撫子の今後もしっかり見守らせていただきます。
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