2024年2月17日土曜日

週刊少年ジャンプ2024年11号感想 1/2



超巡!超常先輩(新連載)


沼先生、お帰りなさい! 左門くんはサモナー(性悪な主人公と天使のようなヒロインが中心のギャグ漫画。様々な悪魔を呼び出す召喚士が題材)の頃から好きだったのでとても嬉しいです。やっと先生の連載を本誌で読めてホッとしました。

絵柄やネタの雰囲気も良い意味で変わっていなくて安心しました。特に巡が懐かしのホビーを流行らせるシーンが好きですwウィキペディアの描写などは終盤への伏線にもなっており上手いですね。

手柄を全て直のものにする、という台詞の意味も笑えましたw直が巡を思い切り投げ飛ばすラストも何となく微笑ましくて好きですw


読み切りのときとキャラや設定が同じでストーリーにも入り込みやすく、最後まで笑いどころが多く面白かったです。前途多難な主人公コンビの珍道中を、今後も見守って行ければ嬉しいです。



キルアオ


意外な切り口のユニコーンが登場しましたねー。ONE PIECEの海軍感が好きですw初めは十三や家庭科部員達と同じくいまいち分かりにくい特技だと思ってしまったのですが、その後の描写で「正義」の詳細が分かり納得出来ました。

新たなユニコーン、獅堂と山岡(シノ)の関係も気になりますね。今回の対決はシノの掘り下げにも繋がるのかな、と期待しております。ラストの十三とコタツの表情も良いですねw

ユニコーンが次々と家庭科室に入って来る、という冒頭も笑えました。「牧場じゃねんだぞ」というシノの台詞が好きですw


十三の天敵になりそうなユニコーン、獅堂のキャラクターがとにかく印象的で、一気に読めました。勝負の内容はもちろん、十三がしっかり逃げ切れるのかどうかも見守らせていただきます。



人と龍(読み切り)


主人公と龍の会話に惹き込まれました。威厳のある龍がいきなり「どんな気持ち?」と煽り始めるシーンが特に印象的でしたw龍の鱗などの描き方も綺麗で惹き込まれました。

村人のために試練に挑む主人公も熱くて良いですね。ボロボロになっても諦めない姿にグッと来ました。

龍が主人公の心意気を見ていた、という展開は予想通りでしたが、爽やかで良かったです。ふたりは今後どんな生活を送って行くのかな、と想像させられるラストも印象的でした。


ただ、龍の正体はハッキリ言ってベタすぎるかなと感じました。伏線のようなものもほぼない状態でしたし、唐突にも思えてしまったんですよね。見た目を変化させるにしても龍は龍のままで良かったのではと感じました。

いわゆる代原のようですが、全体的には熱い主人公と人間味のある龍のやりとりが印象的で、面白かったです。本作は読み切りで完結しているかと思いますが、また 波風先生の作品を読んでみたいです。



カグラバチ


伯理の漣家での立ち位置に良い意味で驚きました。楽座市を「クズのための祭典」とはっきり切り捨てている点に好感が持てて良かったです。

そして、待望の緋雪が遂に登場しましたね! 好戦的な性格と、チヒロを追い詰める強さに惹き込まれました。何がなんでも妖刀は回収する、という信念も感じられましたし、性別が分からないところもミステリアスですね。

迷いを抉られてチヒロの動きが鈍る、という展開にはハラハラしました。倒れていた伯理が自分の思いを伝える、という流れが熱かったです。「俺はお前に~」という台詞がとても良かったです。


ただ、ここ何週か絵が荒れているように見えて気になるんですよね。特に伯理は表情が崩れるシーンが多かった印象です。

また、伯理のキャラ自体は好きなのですが、うるさく思えてしまう場面が目立っておりもったいないなと感じました。チヒロが冷静に調査している横で騒いでいる場面などはちょっと鬱陶しく思えてしまったんですよね。

全体的には、緋雪はもちろん伯理のキャラもしっかり立っており、面白かったです。まずはチヒロと緋雪の戦いの行方を見守らせていただきます。



魔々勇々


予想はしていましたが、お化け屋敷にビビりまくるエリシアに笑ってしまいましたw途中で不気味な人形が語る怪談を聞かされる、という展開も本格的で惹き込まれました。ちなみにコルレオは結構ホラー耐性がありそうですね。

モニカの世界についての話も興味深かったです。ミネルヴァやラルフレッドとは違いますが、彼女も過酷な環境の中で育って来たんですね。

コルレオの紋章術の秘密にも惹き込まれました。彼の中に眠る魂はやはりエヴァンのものなのでしょうか。

ラストに現れたサディコの正体も意外で面白かったです。サディコを味方に付けるのは大変そうですが、どんな展開になるのか気になります。


ただ、エリシアがバニーガールのコスプレをさせられる、という流れはちょっと強引ではと思ってしまいました。和風のお化け屋敷の背景とも合っていませんし、サディコが「脱がそうかな」と言っていたのに着替えさせられている、という描写にも違和感があったんですよね。

全体的には、ゾクッとするシーンやコルレオの紋章術の設定などが印象的で、面白かったです。まずはサディコとの今後を見守らせていただきます。




りは「サディコは正直ちょっと不気味なキャラですが、デザインは好きです。
味方になるか敵になるかは読めませんが、今後も登場して欲しいです」




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