2023年7月22日土曜日

週刊少年ジャンプ2023年33号感想 1/2



アイスヘッドギル


宿屋の主人がドレキのことをよく知っていた、という展開が意外で良かったです。今までドレキを真っ当に評価しているキャラがいなかったので、ここで主人のようなキャラを描くのは正解だと思います。

サナに本を託そうとするギルも良かったです。「この流れで~」という台詞もコミカルで和みました。

敵の血追いの卑劣さも印象的でした。その分ギルの真っ直ぐさが際立ちますね。ギルが必殺技を披露するラストにも惹き込まれました。


ただ、分かりづらいシーンに引っかかってしまったことも事実です。特に、サナが刀を避けて弾き返すシーンは動きが理解しにくく混乱しました。「ノロマな奴じゃな」という台詞も彼のものなのかどうか初見だと分かりづらく、話に集中出来ませんでした。

ちなみに細かいかもしれませんが、本が凍ってしまうような寒さなのに服を脱いで平気なのか?という部分も気になりました。小さな違和感ですが、読者が引っかかってしまうような描写は極力なくすべきだと思います。

ドレキの情報が少し明かされた点など光る部分もありましたが、欠点のほうが目立ってしまっていたというのが正直なところです。今後のバトルや、サナの描写での巻き返しに期待させていただきます。



キルアオ


ツボなギャグが多く、シンプルに面白かったです。特にノレンの「新しい~」が好きですw

また、笑える雰囲気の中でシンや天馬の掘り下げがしっかり描かれていたところも良かったです。正直ふざけているように見えてしまう体質に反して、意外と重い過去がありそうなシンの描写も印象的でした。

天馬のキャラも良いですね。「今やっている競技全てでぶっちぎりになりたい」という宣言は傲慢ですが、インパクトがあり良かったです。天馬に実力を見抜かれた十三がどう立ち回るのか、という部分も興味深いですね。


笑えるシーンもキャラの掘り下げも印象的で、一気に読めました。勝負の行方や十三達の作戦にも期待させていただきます。



アスミカケル


プロや年上が集まった中でもはっきりと苦言を呈することが出来る二兎がかっこ良かったです。優也を傷付けられた怒りが伝わって来ました。

また、ヒロキも面白いキャラで好きでした。一狼への憧れで必死に更生して格闘の世界に入った、という流れに説得力があり良かったです。

兄弟対決の行方もシンプルに気になります。正直今二兎が勝利するのは難しいかなと思うのですが、何か可能性は示して欲しいところです。


二兎やヒロキの掘り下げが印象的で、面白かったです。試合の結果や一狼の真意などにも期待させていただきます。



鵺の陰陽師


女子の水着姿はもちろん、新キャラ達も印象的で面白かったです。特にまだ台詞の少ない町田が気になります。何となく、学郎が昔プールで助けた女子に似ている気がするんですよね。

学郎の回想シーンも説得力があり惹き込まれました。善意の行いを誤解されてからかわれる、というのはトラウマになって当然ですよね。

昔に囚われる学郎に気力を取り戻させる代葉もとても良かったです。特に額をくっつけるシーンはドキっとしました。


画面も華やかで、前回に引き続き代葉の魅力がしっかり描かれており、楽しかったです。対決の行方にも期待させていただきます。



暗号学園のいろは


対決方法に良い意味で驚きました。三角鬼ごっこ、シンプルですが盛り上がりそうなゲームですね。ちなみにクオッカといろはのやりとりには笑ってしまいましたw

また、アンヴァリットの特技の描写も良かったです。いろはが苗字に反応していましたし、まだ他にも秘密がありそうですね。

終盤の作戦会議も印象的でした。ラストシーンのF組の得体の知れなさにも惹き込まれました。


三角鬼ごっこのルール、アンヴァリットの掘り下げ、まだまだ詳細が分からず恐ろしいF組など、印象的な描写が多く面白かったです。次週はいよいよ本格的に対戦がスタートしそうなので楽しみです。



りは「センターカラーに向けての盛り上げが見事ですねー。
A組のチームワークに期待させていただきます」




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