2023年7月1日土曜日

週刊少年ジャンプ2023年30号感想 1/2



アイスヘッドギル(新連載)


父の無罪を証明するために王都から島へと逃げ延びた主人公、ギルに好感が持てて良かったです。斧使いという設定もちょっと珍しいですし、絵的にも映えるので良いですね。謎の存在に身体を乗っ取られた住民、ザクロとのバトルシーンも迫力がありました。

彼と共に暮らすメラもとても印象的でした。金のことしか考えていないように見えて、誰よりも島の平和を願っているという描写が良かったです。ラストのギルとのやりとりもグッと来ました。

興味深い設定も多かったですね。ギルの父ドレキにかけられた疑惑の真相はもちろん、悪人は死後地獄でリッチとなるという言葉の意味、ドレキの手帳にトロル文字が書かれていた理由など、次週以降が楽しみになる要素がちりばめられている印象でした。


なかなか重い境遇の主人公でしたが、ギル自身が基本的に前向きなこと、厳しいけれどメラが愛情を注いでいることが上手くクッションとなっており、一気に読めました。謎めいた部分も多いので、少しずつ設定が明かされて行くことに期待させていただきます。



アスミカケル


奈央のインパクトが全体的に強く、面白かったです。特に学校で修行を始めようとするシーンは笑いましたwその後の「言ってしまうと君の~」という台詞も好きです。

彼女の父、義時も奈央に負けず劣らずキャラが強くて良いですね。二兎が感じていたように親馬鹿なのは間違いないでしょうが、奈央を本気で心配していることも確かだと思います。彼女の大怪我の真相は読者としても気になりますね。

何故か二兎が義時と対決することになる、という展開もインパクトがあり良かったです。窮地から脱する二兎と、義時が彼の実力を見抜くシーンに特に惹き込まれました。勝負の行方が興味深いですね。


前回から熱いストーリーが続いており、シンプルに面白かったです。二兎はもちろん、義時がどんな作戦に出るのかにも注目したいと思います。



鵺の陰陽師


代葉の目的が意外ですが惹き込まれました。鵺との対決方法にはもっと驚きましたがw彼女らしい選択とも言えますね。

学郎と密着しながらのゲーム対決も良かったですが、代葉と契約中の幻妖、狂骨も印象的でした。美女が多かったのでイケメンの登場は映えますね。

鵺が学郎を瞬時に取り返すシーンにも惹き込まれました。コメディ調だった雰囲気が一転するラストも良かったです。鵺と代葉の戦いはもちろん、学郎の安否も興味深いですね。


良い意味で予想出来なかった展開が続き、ラストにも惹き込まれ、面白かったです。ストーリーのテンポが良く代葉のキャラも早速立って来ましたし、次週以降の更なる掘り下げに期待させていただきます。



キルアオ


テストに励む十三達と、バーでの夕食風景が印象的でした。十三を見守るママのキャラも良かったです。ノレンの「おねーさん」という表現も好きですw

コタツの計らいで瑛里とふたりで食事をすることになった、という展開にも惹き込まれました。特に瑛里の「中学生は~」という台詞がとても良かったです。

そして、夜の十三を尾行していたノレンが彼への疑惑を深めるラストも印象的でした。彼女に追及される流れになりそうですが、十三がどう対応するのか気になります。


新キャラも面白く、ラストシーンも印象的で、一気に読めました。次回、ノレンが十三にどんな言葉をかけるのかにも期待させていただきます。



暗号学園のいろは


トリック自体はある程度予想出来ていましたが、決着が爽やかで良かったです。最後の慕の行動の意味も気になりますね。ちなみに個人的にはこっとんも好きですw

享楽とこっとんwの問答も印象的でした。あだ名以外だと多夕の自己採点結果が興味深いですね。

いろはのアドバイスで全員がダンスするという展開も面白かったです。最終的にこれがヒントになったという流れも上手いですね。

ラストに登場したB組の面々も強烈ですね。ちなみに台詞の意味はツイッターなどのヒントで何とか解けました。なかなか厳しい評価ですね。


バトルの結末も爽やかで、次に繋がるラストも面白く、一気に読めました。次の対決にも期待しております。




りは「厳しい戦いは続きそうですが、まずはいろは達におめでとうと言いたいです。
バトルを通じてクラスメートとの絆が深まった感じも良いですね」




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