2023年6月24日土曜日

週刊少年ジャンプ2023年29号感想 1/2



アスミカケル(新連載)


心優しく争いごとを嫌うちょっと冴えない主人公、二兎が、知らず知らずの内に身に付けていた技術を活かせる格闘技の世界に入って行くという展開が熱くて面白かったです。ときおり入る眼鏡好きの描写も良かったですw

二兎以外のキャラも印象的でした。心身ともにたくましい奈央、真っ直ぐで友達思いの親友優也、認知症が進んでも格闘センスは衰えていない祖父の獏など、それぞれのキャラがしっかり立っていますね。特に獏に関しては「若い頃に身に付けた技術やセンスは失われない」という設定がリアルで惹き込まれました。

一旦は面倒な喧嘩を避けようとするも、奈央や優也のために不良達と戦う二兎も良かったです。密かに様子を見守っていた奈央が、二兎の耳を見てその実力に気付くシーンも良いですね。ラストのモノローグも印象的でした。


主人公の二兎に好感が持てましたし、見せ場もしっかり描かれており、面白かったです。二兎の日常がどう変わって行くのかに期待させていただきます。



キルアオ


勝負の内容が良い意味で馬鹿馬鹿しくて笑ってしまいましたw決闘前の遼、高田、馬場の反応も好きですw

シンの攻撃をかわしながら逃げ続ける十三も見ごたえがありました。戦いを通じてノレンへの気持ちを自覚する展開も良かったです。恋愛感情ではなく庇護欲が芽生えているという描写が自然で、スッと受け入れられました。

家庭科部にシンがやって来るラストも良かったです。その後のノレンの表情も好きですw


種類は違っても、十三もシンも真剣にノレンを思っているという描き方に説得力があり、最後まで一気に読めました。シンとの勝負が決着したので、新展開も楽しみです。



鵺の陰陽師


前回に引き続き、クラスの男子達のリアクションに笑ってしまいましたw特に「悲しそうな目をしてる」と「夜島の席~」が好きですw

新キャラのミステリアスな陰陽師、代葉も気になるキャラですね。あくまでも冷静に学郎と鵺の関係を探るシーンはハラハラドキドキしました。

ボロを出さないようにしようと決めた学郎のもとに、いつもと変わらない調子の鵺がやって来るラストも良かったです。代葉と鵺がどんなやりとりをするのか興味深いですね。


リアクションなどで笑いどころをちりばめつつ、新キャラもしっかり描写するという構成が上手く、面白かったです。代葉の登場で更にストーリーが動きそうなので楽しみにしています。



暗号学園のいろは


予想以上に重かった綿菓子の過去に惹き込まれました。享楽達の主張も慕の話もそれぞれ正しいのでしょうね。また、昔の綿菓子のデザインも華があり良かったです。

暗室を使ったタッグバトルという展開も面白かったです。難易度的には決して高くないものの、間違えれば大切なものを失うという展開は盛り上がりますね。ちなみに現時点では見分けがつきません。

ラストの享楽の表情も印象的でした。綿菓子が仲間に向けてどんなメッセージを送っているのかも気になります。


享楽、綿菓子、慕の関係がしっかり描かれており、新たなバトルも印象的で、面白かったです。次週以降の流れと決着にも期待させていただきます。




りは「キャラの過去の描写に惹き込まれることが多いです。
勝負の行方がどうなっても、綿菓子には味方でいて欲しいです!」




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