2023年5月20日土曜日

週刊少年ジャンプ2023年24号感想 2/2



テンマクキネマ


姫希とのロケハンの道中が面白かったです。特にインサートショットの撮り方や、役所の観光課で撮影の際のルールを聞けるという描写などが勉強になりました。

また、姫希の可愛さがしっかり表現されている点も良かったです。中でも元に瓶入りのドリンクを飲むか尋ねるシーンにドキッとしました。

ラストの役作りの場面にも惹き込まれました。天幕の「姫希ちゃんは~」という台詞も良かったです。


ただ、今回単体で見れば面白かったのですが、未だにショートの作品も完成していないのは正直テンポが悪いのでは、とも感じました。姫希主演で映画を撮るということは1話時点で決まっていたのですから、前回までのロケハンなどをもっと短縮して今週大体の内容が出来上がるくらいでちょうど良かった気がするんですよね。

映画作りに奮闘する元達や美しい背景は印象的だったので、進みの遅さに引っかかってしまったのは少し残念でした。次週以降の改善に期待させていただきます。



一ノ瀬家の大罪


翼の夢についての描写が切ないですが印象的でした。過酷な状況でも翼の理想が反映された内容だったということですね。

翔と美奈子の仲の良い様子にも惹き込まれました。特にふたり揃って甘口のカレーを持って来るシーンが印象的でした。

終盤、自分の無力さを痛感した翼が屋上に向かう展開も目が離せませんでした。そこで中嶋と再会するというラストも良かったです。


ただ、翼の描写には正直少し引っかかりました。夢の中でもうひとりの自分に語りかける際は周囲にも失望していてかなり暗い様子だったのに、今回は取り乱したりツッコミを入れたりする場面も多く普通の少年のように見えるんですよね。目覚めた後の翼の変化は楽しみだったのでちょっと残念でした。

ですが、耕三と幸恵、詩織や颯太の描写も全くないですし、まだまだ問題は残っていますよね。惹き込まれる展開が多く、そしてとても続きが気になりました。まずは中嶋との会話に期待させていただきます。



暗号学園のいろは


慕の描写がとても印象的でした。とりあえず性別も不詳、色々と謎めいたキャラなんだなという認識でいます。

また、いろはに厳しいことを言った後速攻で落ち込む綿菓子も良かったです。キャラのブレない多夕も好きですw「普通の人間は~」という綿菓子の台詞も良かったですw

綿菓子と多夕が以前いろはに渡した暗号の真相も面白かったです。残りのパスワードも今後の鍵になって来そうですね。

アンヴァリッドが享楽に接触するラストにも惹き込まれました。次回以降、ふたりがどんなやりとりをするのかも気になります。


早速何人かの兵長について描かれ、最後まで一気に読めました。次回掲載順も急上昇ということで、まだまだストーリーを読めそうで楽しみです。他の兵長の掘り下げにも期待させていただきます。



人造人間100


冒頭のNo.1の描写が印象的でした。他の人造人間達とは違った方向に好奇心が湧いたんですね。

その後、No.1と対峙する100の迫力も良かったです。「私の言う通り~」という台詞も印象的でした。

No.1と100の立ち位置を活かしたバトルシーンにも惹き込まれました。ラストの100の「我儘は~」という台詞も良かったです。


展開も早く一気に読めたのですが、No.1と100のバトルはもう佳境に入ったようにも見えますし、やはり終わりが近いのかなとは感じてしまいました。ふたりの戦いが決着すれば中途半端にはならないのではとも思うので、最後までストーリーを見守らせていただきます。




りは「ふたりのバトルはもちろん、あしびと100の今後も気になりますねー。
まずはNo.1との戦いに勝って欲しいです!


レビューランキング

にほんブログ村 漫画ブログ 漫画感想へ
にほんブログ村

0 件のコメント:

コメントを投稿