2023年4月22日土曜日

週刊少年ジャンプ2023年20号感想 2/2



暗号学園のいろは


全体的にシリアスなシーンが多かったですが、ところどころで多夕が和ませてくれました。特に「誰かに昔~」という台詞が好きですw

ポーカーの駆け引きも前回に引き続き面白かったです。特にチェンジを利用する享楽と鹵獲、更にその上を行く匿名希望、という展開に惹き込まれました。

いろは対匿名希望になってからの各人の反応も良かったです。多夕の「アタシはもっと~」という台詞と享楽の「私のたゆたん~」という台詞がとても印象的でした。

終盤でいろはがとった行動も良かったです。新たな解凍で匿名希望に立ち向かえるのか、次週が気になるラストでした。トランプについては解読出来ていないものがほとんどですが、冒頭の享楽の役がヒントになるのかなとは思っております


ただ少し気になったのは、ポーカーのルールが曖昧なままだった部分です。そもそもチェンジ可能なインディアンポーカーも存在するみたいなんですよね。チェンジが切り札、という展開とは矛盾してしまうので正直引っかかりました。

キャラクターの個性が表れていた点は良かったのですが、それだけに見せ場で引っかかってしまったことは残念でした。勝負の行方と、いろはの新たな作戦での巻き返しに期待させていただきます。



人造人間100


あしびの修行やバトルはもちろんですが、モートセーフ内部の描写も興味深かったです。また、あしびの筋肉を見て喜ぶ100も印象的でしたw

ミンミンの出番も結構あり嬉しかったです。特にラストの絢子との戦闘前にあしびに見せた、強気な笑顔が良かったです。

モートセーフ内の人々との交流を経てあしびが自分の強みに気付く、という展開にも惹き込まれました。中でも「痛みというストッパーは~」というモノローグがとても印象的でした。


ただ、肝心のあしびの戦闘方法自体は予想の範囲内で、正直新鮮さはなかったんですよね。アンデッドアンラックとかなり印象が被ってしまう点も残念でした。また、アンデッドアンラックのような工夫がなく、画面がひたすらグロテスクに思えてしまうところも引っかかりました。

終盤までは楽しく読めていたのですが、ラスト部分が気になってしまったのが残念でした。次回以降新展開だと思いますので、巻き返しに期待させていただきます。



イチゴーキ!操縦中(最終回)


終わってしまいましたね。内容と話数から見て打ち切りと判断して良いでしょう。

ただ、展開は最後まで面白かったなと思います。冒頭の「コンスタントに~」という文で既に笑ってしまいましたw一剛木とミサオの進展は少し唐突でしたが、回想の一剛木の「オレらもうちょっと~」という台詞にはちょっとキュンとしてしまいました。

ミサオのドレス姿もとても綺麗でした。濃すぎるキャラ達によってトラブルが多発する、という展開も良かったですw一剛木の「人生の節目~」という台詞にも笑いましたw

「機械的で~」という一剛木のナレーションもグッと来ました。ラストは少し不穏でしたが、一剛木とミサオなら乗り越えられると信じています。


敗因としては、そもそも第一話の印象があまり良くなかったことがひとつ挙げられるかと思います。第一話の段階では一剛木のデザインもグロテスクに感じましたし、改造人間になる経緯も正直重くて笑えなかったんですよね。

ただ、それ以降はどんどん面白くなって行ったなという印象が強いです。特にクラスメートや汰木先生などのサブキャラの登場で各人の個性も伝わりやすくなりましたし、アオリやナレーションでも笑えることが増えて良かったんですよね。

また、時間を飛ばしたこともギャグとして成立していますし、ラストがまだ続きそうな内容ではあるものの一剛木とミサオの関係も決着したため話としては上手くまとまっていたと思います。そのため今回は個別記事の作成は予定しておりません。

林先生、お疲れ様でした。これからも可愛い絵柄や好感の持てるキャラを活かしたギャグを描いてくれると嬉しいです。




りは「終盤、時間を飛ばす展開も面白くて印象的でした。
林先生、お疲れさまでした。
また新作を読んでみたいです」


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