2023年3月17日金曜日

週刊少年ジャンプ2023年15号感想 2/2



イチゴーキ!操縦中


冒頭の「ゆるい校風のおかげで~」という一剛木のモノローグが印象的でした。結果的には文化祭のステージに立ったことはプラスだったのかもしれませんね。

爽やかな後輩、奏楓がミサオに弟子入りする展開も面白かったです。調子に乗るミサオも可愛いですし笑えました。特に名門校の名将のいでたちが好きですw

奏楓の本性が明らかになる後半も面白かったです。ロボットは名前も含めて酷すぎて笑ってしまいましたw

一剛木とミサオがしっかり奏楓に指導するラストも良いですね。最後の一剛木の「まぁた~」という台詞も好きですw


時間は順調に進んでいますが、今週の新キャラも印象的で面白かったです。事実が知れ渡ったことで、一剛木とミサオは逆に他のキャラと絡みやすくなったのかもしれませんね。今後の人間関係にも期待させていただきます。



暗号学園のいろは


暗号とはあまり関係ないですが、それぞれのキャラのコスプレをするシーンにまず惹き込まれました。ただのお遊びかと思いきや、終盤の躾のシーンに繋がって行く構成が上手いですね。

冒頭のクロスワードやキャラ紹介も印象的でした。自分に不利になりそうな兵器を持っている嚇音が特に気になりました。

マダミス本編の描写も面白かったです。ちなみに☆5の暗号は意味が分からなかったので、いろはと馬酔木に共感してしまいましたw一応、電気を消したことがヒントなのかなとは思っています。

ラスト、重要な台詞だけを追って真実に辿り着いた様子のいろはも印象的でした。倒れていた理由も含めてとても興味深いです。


ただ内容自体は面白かったのですが、いつも以上に文字数が多くて見づらい印象も持ってしまいました。やりとりの大部分は読まなくても支障がない、ということだったのかもしれませんが、もう少し工夫が欲しかったところです。

全体的には、別の人物を演じるキャラ達が印象的で面白かったです。いろはの推理が正しいのかも含めて、マダミスの行方を見守らせていただきます。



大東京鬼嫁伝


ようやく愛火と話せたと思ったら、悲しすぎる答えを聞かされるという序盤の展開が切なかったです。愛火の出生もしっかり描かれていて読みごたえがありました。やはり花札家と似た境遇だったんですね。

進太はもちろんですが、けろるやみゃーこが愛火に問いかけるシーンも良かったです。家族や友達という言葉が印象的でした。

終盤、おばが持ちかけた取引も非道ですが惹き込まれました。「上等だ」という進太の台詞がとても良かったです。


ただ、ラストのおばとのやりとりは彼女が急に譲歩したようにも見えて正直唐突に感じました。もう少しおばとのバトルなどをしっかり描いたほうが盛り上がったと思います。

愛火と進太の覚悟や、愛火に執着し続けるおばの描写が印象的で一気に読めました。正直終わりが近いのかなとは感じますが、興味深い展開が続いているので最後まで見守らせていただきます。



ギンカとリューナ


リューナの活躍や掘り下げが早く良い意味で驚きました。今まで力に制限をかけていたという設定はベタですが盛り上がりますね。

冒頭の「ギンカが消えちゃう」というモノローグにも切ないですが惹き込まれました。「止めない」と言うリューナの表情も決意を感じられて良かったです。

回想シーンも印象的でした。特にギンカの「死んだ人間は生き返らせられない」という台詞が良かったです。子ども時代のリューナの泣き顔や、力の秘密も印象的でした。

終盤の「大事なこと忘れても~」という台詞にもとても惹き込まれました。それまでのシリアスな雰囲気を打ち破ってマガラカに向かって行くリューナも良かったです。リューナの代償はギンカに関することなのではという気もするのですが、ふたりなら必ず乗り越えられると信じています。


少し前から終わりが近いのかなとは正直感じていますが、今週はリューナの掘り下げがとても印象的で良かったです。マガラカとのバトルや、その後のリューナをしっかり見届けたいと思います。




りは「楽しくなくちゃ、というリューナの台詞にもとても共感しました。
笑顔を忘れずに、マガラカにも打ち勝って欲しいです!」




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