2023年2月25日土曜日

週刊少年ジャンプ2023年12号感想 2/2



イチゴーキ!操縦中


もうひとりの幼馴染、シーズンのキャラが面白かったです。何故一剛木の周りにはマッドサイエンティストが集まるのでしょうかw「3か月おきだから~」というツッコミも好きですw

度を越した改造に反して、勝負内容がほのぼのしているギャップにも笑いました。花見場所取り対決やかき氷早食い対決も見てみたかったですw

最後に描かれた陰陽師の一剛木とミサオも好きです。呆れるだけではなくシーズンの努力はきちんと認め、真っ当な勝負ならまた挑戦を受けると伝えるラストも良かったです。


ただ、シーズンの登場で季節が進んだことは少し気になりました。展開自体は楽しかったのですが、終わりが近いのかなと心配になってしまいます。

個人的に第一話は引っかかる部分もあったものの、二話以降はキャラの描写も上手く面白くなったと思っているので応援したいんですよね。

ミサオが元に戻る方法や、他のクラスメートの掘り下げも見てみたいです。3年生になってからが長い、というパターンも考えられると思うので、ひとまず次号を見届けたいと思います。



ギンカとリューナ


ノスフェラトゥの過去と野望が印象的でした。特に飼い犬のエピソードには恐ろしいですが惹き込まれました。

また、冒頭のリューナと姉のやりとりも気になります。このブログでも何度か触れていますがリューナは非常に中性的に見えるので、もしかして成長を捧げているのかなと感じました。

少年が鐘の音でノスフェラトゥを止めるラストにも惹き込まれました。総力を挙げて野望を打ち破れるのか注目ですね。


マガラカやベロキア帝国についての詳細も明かされ、読み応えのある回でした。ただ一気に設定が描かれたようにも思うので、掲載順的に終わりが近いのではという点は少し心配です。敵の姉と弟も良いキャラでしたし、もう少し先を読みたいんですよね。

とにかく今は、ノスフェラトゥの動きが気になります。一筋縄ではいかない相手なのは確かですよね。ギンカ達が遂に集まったので、次週にも期待させていただきます。



大東京鬼嫁伝


愛火の手紙と、帰郷を決めた際の描写に惹き込まれました。愛火の生家についても少しずつ明らかになっていますが、思った以上に恐ろしい場所のようですね。

また、愛火の思いを知った進太が珍しく感情を露にしているのも良かったです。特に「俺も異界って~」という台詞が印象的でした。

けろるが鍵になりそうなラストの展開にも良い意味で驚きました。けろるや彼女の母は実は有能ですよね。


ただ、お互いのために行動する進太と愛火にはグッと来たのですが、細かい描写の矛盾に引っかかってしまいました。冒頭の進太と吉橋の会話シーンが車道にいるようにしか見えないことも気になりましたが、一番引っかかったのは進太が愛火の部屋に行った場面ですね。きちんと畳まれた布団が~と書かれているのに布団が敷かれたままなのは明らかにおかしいでしょう。

そして、進太の心情は描かれたのにやはり恋愛感情らしいものが伝わって来ないのも残念でした。初めて愛火への好意を自覚した、などの描写を入れても良かったのではと思います。

シリアスな雰囲気や進太の掘り下げが良かっただけに、小さなミスが気になってしまったのはもったいなかったなと感じます。ただ、愛火の安否や家のこと、進太達の今後は気になりますし、次週もしっかりと見守らせていただきます。



影と主(読み切り)


徳川家継が主人公の時代物というのは珍しいですね。楽天家だけれど思いやりのある家継と、生真面目な忍、凶丸の対比が面白かったです。

また、中盤のアクションシーンの迫力にも惹き込まれました。特に凶丸が影から登場するシーンはベタですが良かったです。

終盤の家継の「謝るなら~」という台詞も印象的でした。それまで険しい顔が多かった凶丸が「あなたの作る世は~」と笑うラストも良いですね。


絵も特徴的ですし、短い中でしっかりキャラクターが立っている楽しい読み切りでした。連載にもしやすそうな題材なので、是非また家継と凶丸に会いたいです。




りは「デコボコの主従コンビのかけあいが面白かったです。
連載になった場合、
バトルや政治について掘り下げても良さそうですねー」



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