2023年2月11日土曜日

週刊少年ジャンプ2023年10号感想 2/2



大東京鬼嫁伝


祭士の仕事をこなす進太と愛火が微笑ましかったです。愛火の制服姿も可愛いですね。

途中のギャグシーンも笑えました。特に愛火の「駅前で見かけた変な人について『あの人は誰?』と聞かれるようなもの」という台詞が好きですw

その後、無念の死を遂げた幽霊との交流は少し切ないですがグッと来ました。フォークダンスに応える愛火の表情が良いですね。

ラストシーンも印象的でした。愛火が進太の別れを覚悟しているようで次回以降がとても気になります。


少し引っかかったのは、進太のリアクションが薄いかなと感じたことです。怪童が報酬を示すシーンや、愛火から「一緒に学校に通えていたら」と言われた際には、もっと感情を露にしたほうが人間味が出たと思うんですよね。

全体的には、依頼をこなすふたりと、少しずつ縮まっている距離感の描写に説得力があり惹き込まれました。ただ、掲載順と展開的に終わりが近いのでは、とも思ってしまうんですよね。

今回の話の雰囲気がとても良かったので、もう少し早くに描けていれば人気に繋がったと思うんですよね。無理にもののけ娘を増やさず、けろるやみゃーこの登場後はギャグを交えつつ依頼をこなしていく、という展開で良かったのではと感じます。

ただ、黒幕などがしっかり描写されれば半端に終わってしまうことはないのかなとも思います。興味深いシーンが多く惹き込まれたので、次週にも期待させていただきます。



パセリ農家が最強ならつまり最高の野菜はパセリ(読み切り)


読み終わった後、パセリを食べたくなりましたwアメノフルも好きだったのですが、絵も話もとてもクオリティが上がっており良い意味で驚きました。特に迫力のある戦闘シーンが魅力的ですね。

野菜農家同士がバトルを繰り広げる、という設定も斬新で惹き込まれました。パセリ農家の主人公のデザインも適度に個性があり良いですね。祖父のために闘っている、という回想も熱かったです。

主人公以外も、対戦相手で強敵のジャガイモ農家、ラストに登場したイチゴ農家などそれぞれキャラが立っていて印象的でした。ジャガイモ農家は最後に主人公の良さを認める場面にグッと来ました。ちなみにイチゴは果実的野菜に分類されるようですねw


キャラ、ストーリー、絵柄、いずれも印象的で楽しい読み切りでした。他の野菜農家も見てみたいですし、是非連載して欲しいです。



ギンカとリューナ


ギンカや少年を追い込むノスフェラトゥが恐ろしかったです。少年の怒りをのらりくらりと躱すシーンからも得体の知れなさが分かりますね。

その後、リューナとロックが陰ながら活躍する場面も良かったです。老人と花のエピソードにもグッと来ました。「お前の手下に言え」というギンカの台詞も印象的でした。

終盤、新たな敵に対して闘志を燃やすリューナ達も良かったです。タッグバトルになるという展開は良い意味で予想出来ませんでした。


ノスフェラトゥの恐ろしさやリューナとロックの暗躍が印象的で良かったのですが、掲載順がやや不安ですね。ギンカが無敵すぎて危機感がない、というのがイマイチ伸びない理由では、と予想しています。リューナの掘り下げがちょっと少ないかな、とも感じてしまうんですよね。

ただ、今回ギンカが自由を奪われていますし、リューナが本格的なバトルを繰り広げる展開になれば持ち直す気がするんですよね。ヘラとの戦闘も良かったので、まだまだ巻き返せると思います。ロックの活躍も見てみたいです。




りは「リューナ達の本格的なバトルも始まり、
この辺りが正念場かもしれませんね。
勝利と活躍に期待しています!」





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