一ノ瀬家の大罪
冒頭の翼と詩織の兄妹喧嘩に惹き込まれました。翼が幼い頃の詩織についても思い出しかけているので、とりあえずふたりは実の兄妹なのかなと考えております。
詩織の描写も前回に引き続き興味深いですね。特に「私だって~」という台詞が印象的でした。秀太には単なる好奇心や金銭目当てで近付いているわけではなさそうですね。
父、翔と翼の会話シーンも良かったです。記憶がないのに懸命に翼に助言する翔が好印象でした。だからこそ、彼の抱えている秘密も気になりました。
ラスト、みっともない姿を晒しながら詩織のために動く翼にもグッと来ました。詩織も心を揺さぶられた様子でしたね。
ただ、前回のラストで印象的に描かれていた詩織の部屋がほぼ活かされなかったことなどは気になりました。秀太の真意なども不明ですし、正直展開が遅く見えてしまったんですよね。部屋についてはある程度事情を明かして残りは次号、などでも良かったのではと感じました。
翼と詩織の喧嘩、翔からのアドバイス、ラストシーンなど、印象的な場面が多かったことは確かなので、今後は秀太についての描写などで盛り上がるよう期待させていただきます。もう少しテンポが早いと更に嬉しいです。
暗号学園のいろは
冒頭、スマートグラスについて説明してしまういろはに笑いましたw享楽のツッコミも的確で好きですw
また、クラスメート達の秘密にも良い意味で驚きました。誰がどんな物を持っているのか、今後の描写が楽しみです。
暗号の解読も面白かったです。三枚に共通する文字には気付いたのですが、それ以降は自力では難しかったです。新たに明かされたいろはの才能も光りますね。
その後、クラスメート達に夢を宣言するいろはもかっこ良かったです。「賛成にしろ~」という享楽の台詞もグッと来ました。
今回の暗号の真意と、凍からの誘いが描かれたラストも印象的でした。兵長決めも凍からの手紙の内容も興味深いですね。
謎解き、凍の兵器について、いろはの新たな才能など、見どころが多く面白かったです。兵長決めもまだ続きそうなので、他のクラスメートの掘り下げなども含めて次号以降に期待させていただきます。
ギンカとリューナ
シェヘラザードとの戦いが決着しましたね。ギンカは師を超えるという偉業を成し遂げたんですね。
また、新キャラのメトセラとロックも印象的でした。特に魔術学会会長のメトセラが良かったです。ギンカの変化は体型だけではない気がしますw
シェヘラザード以外の上級魔術師も良い人物ばかりではない、というシーンも緊張感がありますね。メトセラが語るギンカの人物像も印象的でした。
新たな目標が示されたシーンは不安もありますがワクワクしました。ギンカの「だがまあ~」という台詞もとても良かったです。
ロックが同行する展開も意外でしたが面白かったです。ギンカを敬っているのにリューナを邪険に扱う場面に笑いましたw欠片を取り戻すまでには困難も待っているでしょうが乗り越えて欲しいですね。
バトルの結末や新キャラの描写が印象的で、派手なシーンは少ないものの面白かったです。最後に新たな展開を予感させる演出も上手いですね。豊穣の地での一行にも期待しています。
大東京鬼嫁伝
進太、愛火、けろる、みゃーこの友情が印象的でした。進太以外の人間達が動いているような描写も興味深いですね。
また、みんなを労うという意味があるのは分かるのですが、一行が出かけたラーメン屋がのっけから怪しすぎて笑ってしまいましたwただ「雑誌にも載っている」とのことだったので、今回登場したのは本来の店主ではなく、他の不審者や、店主を乗っ取った人物なのかなと予想しております。
ラスト、みんなを守ると決意したけろるのみが取り残される展開にも惹き込まれました。ラーメン屋の店主と花札家の地下にあったマークの関係も含めて、次回が気になりますね。
少し引っかかったのは、進太達が入浴するシーンが正直唐突ではと感じたことです。すぐラーメン屋に向かうのかと思っていたので、いきなり入浴の描写が入ってちょっと混乱したんですよね。「どうせならさっぱりしてから食べよう」など、簡潔で良いので理由を描いて欲しかったところです。
入浴シーンに関しては、女子達のボディラインがほぼ描写されていないことも気になりました。厳しいようですがこれではサービスシーンとは言えないと思います。
一行の絆と新たな脅威の存在、大ピンチのけろるなど見どころの多い回だったのですが、細かい部分でまた引っかかってしまい残念でした。最後のけろるは興味深かったので、危機を乗り越えられることを願っています。
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