2023年1月9日月曜日

週刊少年ジャンプ2023年6・7合併号感想 1/2



イチゴーキ!操縦中


一剛木の不調から始まるドタバタが面白かったです。特に妙に可愛いzドールハウスのようなミサオの部屋が好きです。

その後、ノープランのため速攻でウイルスに土下座するミサオに笑いましたがw「せめてイチゴーキには~」という台詞にはグッと来ました。

最終的に彼女のために行動する一剛木も良かったです。オチも予想の範囲内ではありますが笑いましたw


主人公が調子を崩す、というベタな展開ですが、最後まで飽きずに読めました。一剛木が早く治ってまた笑わせてくれることを願っていますw



ラックラック(読み切り)


島袋先生らしい、また新年に相応しいおめでたい作品で一気に読めました。運を操る、という設定自体はそこまで目新しくないと思うのですが、熱く面白いバトルものに昇華しているのが上手いですね。

読み切りの中でキャラがしっかり立っているのも良いですね。ラックとゲスのコンビ感も印象的ですし、悪役のズボミスも憎たらしくて惹き込まれました。

「人生は運次第」というズボミスの持論は正直納得してしまう部分もあったのですが、だからこそ「運を分け与える」というラックに説得力があり爽快でした。ラックの能力が明かされたのも熱かったです。

運に縋っていたゲスが最後にラックに送って来たメッセージは、読者としても嬉しくなりました。また、ラックが向かおうとしていたパワースポットの正体も意外で良かったです。


連載にもしやすそうな題材ですし、他のネオパワースポットも気になる読み切りでした。ラックとゲスはもちろん、他の運使いもまた見てみたいです。



人造人間100


対人造人間組織、モートセーフ内の描写が印象的でした。人造人間達を止める方法も予想の範囲内ではありましたが惹き込まれました。

また、100とルカの会話シーンも良かったです。100の表情が見えない演出にゾクッとしました。結局100にとって都合の良い契約内容になっていた、というのも恐ろしいですね。

その後、真実を聞いた上であしびが出した結論に惹き込まれました。ラストのツーショットにもすご味を感じました。


少し引っかかったのは、モートセーフの建物のデザインがスタイリッシュではないように思えてしまったことです。何故三角形なのかも不明ですし、他に特徴的な部分もないんですよね。中で暮らす人々の服などは個性的で良かったのでそこは残念でした。

全体的には組織についての説明も分かりやすく、ゾクッとするシーンも多く面白かったです。あしびと100が組織内でどう動くのかに期待させていただきます。



あかね噺


本番まであまり時間がないんですね。具体的なスケジュールが明かされると読者としても良い意味でハラハラします。

ぐりこやこぐまとの会話シーンも印象的でした。ぐさぐさと突き刺さる言葉が良いですねw

また、あかねの覚えている噺の数が少ない理由も明かされましたし納得出来ました。こぐまの「足掻きなよ」という台詞も良かったです。

そして、お茶汲み完成のために頑張るあかねにも惹き込まれました。リサの進路が分かったのも嬉しいですね。うららからのダメ出しには申し訳ないですが少し笑ってしまいましたw

「寿限無とは全然違う」という描写も説得力がありました。だからこそ余計に難しいんですね。

終盤、ジャンボを頼る展開には良い意味でとても驚きました! 前々から書いていますがふたりの組み合わせがとても好きなのでキュンとはしたのですが、正直心配ですw

ただ、どう考えてもジャンボは女性の扱いには慣れていないと思うので、逆に廓話に出て来る男性像には近いような気がするんですよね。あかねがジャンボをからかいたいと思ったりすれば、花魁の気持ちを掴むきっかけになるのかなと予想しております。


ジャンボの言葉通り、突っ走るあかねが不安だけれど楽しい回でした。あかねとジャンボのツーショットが好きなので、彼があかねの力になってくれることを願っています。




りは「心配なのは確かですが、ジャンボの登場は嬉しいです。
彼はやるときはやる男だと信じています!」




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