2022年12月21日水曜日

週刊少年ジャンプ2023年3号感想 1/2



あかね噺


禄郎の描写はもちろん、可楽杯の際の記者樫尾の再登場も良かったです。写真や映像の使用許可はとっていたことなどから、身勝手な人物ではないと分かって何だか安心しましたwあかねのファン、という台詞も好印象ですね。

阿良川一門と柏家一門の対比も分かりやすくて良かったです。禄郎の会がどうなるかは、読者としても楽しみです。

また、禄郎の開口一番についても、ずっと描かれていたヘッドフォンが伏線になっていて良い意味で驚きました。音楽的なセンスは確かに落語にも活かせそうですよね。

今は冷静かつ寛容な性格に見えるので、かつての禄郎の人物像も意外でした。先週の「出る杭を~」という言葉は昔の自分とあかねが重なって見えたからこそだったのかもしれませんね。ラストに樫尾から気合いを貰うあかねもとても良かったです。


開口一番、樫尾の再登場、かつての禄郎など見どころが多く、面白かったです。うららや禄郎から影響を受けたあかねの成長にも期待させていただきます。



一ノ瀬家の大罪


良い意味で歪な一家団欒の描写に惹き込まれました。家族でカレーを作るシーンと、翼と詩織の口喧嘩が特に印象的でした。改めて一家の秘密への興味が高まりますね。

また、予告されていた通り詩織の登場が多いのも良かったです。元々気になっていたキャラなので、ラストの相手も含めてとても興味深かったです。「記憶を取り戻すために頑張ってるの」という台詞とも関係しているのかなと考えております。

翼と中嶋のシーンが描かれているのも良いですね。特に募金活動を命じられている、というのはリアリティがありました。


少し引っかかったのは、今週の時点で翼と中嶋が充分親密になっているように見えたことです。前回の最後の距離感がとても良かったので、もう少しよそよそしさなどを出したほうが自然だった気がするんですよね。

また、やはり表情などの描写が見辛いことも引っかかりました。今回は詩織の描写が印象的だったので、次週以降絵のほうの改善にも期待させていただきます。



イチゴーキ!操縦中


一剛木、ミサオ、フラワー、それぞれのキャラが立っていて面白かったです。特にヤバい花の吸い方をして、一剛木の体内に入っても夢だと思い込めるフラワーに笑いましたw一剛木の操縦が上手い、という設定も良いですね。

フラワーに敵対心を燃やすミサオも面白かったです。「イチゴーキと一番~」という台詞は何気に熱いですよね。ツインテールも可愛かったです。

ラストの「いつの間にか解決してる」という一剛木のモノローグにも笑いましたがw新たに登場した委員長も興味深かったです。アオリの「めちゃモテ」も良いですねw


キャラの個性が強く、横暴な教師の問題も一話で解決されて気持ち良く読めました。委員長が一剛木達にどう絡んでくるのかにも注目したいと思います。



人造人間100


新キャラのルカの描写がとても印象的でした。正体や能力に意外性があって良いですね。人造人間の歴史や彼らに関係する組織の存在も興味深かったです。

ルカの誘いに対するあしびの返事も説得力がありました。ルカの作戦を上回るために自分の腕を噛むシーンにグッと来ました。

最後に駆け付けた100も大迫力ですが、ルカも人間離れしているので圧倒出来るかどうかは疑問ですね。次週が気になるラストでした。


ただ、運転テクニックについては正直少し引っかかりました。ワープについての説明にはなっていない気がするんですよね。ルカの正体は良かったのでここは残念でした。

全体的には、スピーディーな展開と大迫力の見せ場に惹き込まれました。ルカとの戦いの結果がどうなっても面白くなると思うので、次週にも期待させていただきます。



暗号学園のいろは


いよいよ兵長決めが始まるようで、暗号も含めてワクワクしました。クラスメートの掘り下げも興味深いですね。「1年A組唯一の~」という説明も面白いですw

享楽がいろはを指名する展開も良い意味で驚かされました。その後のいろはの機転もとてもあざやかですね。

メンバーに加わった縁沙もとても気になります。鉛筆すら持っていなかったのは全く問題が解読出来なかったからなのか、もしくは別の理由だったのか、今後明かされそうですね。


個性豊かすぎるクラスメート、いろはの発想、兵長選抜など、見どころが多く面白かったです。いろはと享楽はもちろん、縁沙や他のクラスメートが兵長決めにどう関わって来るのかにも期待させていただきます。



りは「ついつい暗号解読の前にページをめくってしまいますがw
それでも面白いです。兵長決めの際の暗号も楽しみですねー」




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