さいくるびより
サイクハウスの詳細に惹き込まれました。高身長な家事男子、かずのキャラも良いですね。ミニチュアにしたワゴン車やキャンピングカーが便利そうで羨ましいですw
ことねがサイクの特訓をする展開も印象的でした。ちなみに何か制限があるのかなとは思っていたので、そこがきちんと説明されていた点も好印象でした。
失敗に怯えることねをねむるがフォローする場面も良かったです。「サイクハウスは助け合う場所」という台詞が彼らしいですね。ラストのことねの入浴シーンにはドキドキしてしまいましたw
早速ハウスに入居するという展開もスピーディーでしたし、ねむるとことねのやりとりにほのぼのしました。ハウスの他の住人の登場にも期待させていただきます。
極東ネクロマンス
夕子がミステリアスで印象的でした。ネクロマンサーや耀司についても詳しいようで良い意味で気になるキャラでした。彼女の詳細も連載の中で描かれると嬉しいです。
任務に対する耀司の説明も分かりやすくて良かったです。「ある意味前より簡単かも」という言葉はちょっと不思議だったのですが、いざ薫が死霊と対峙したら意味が分かるという構成が上手いですね。人質をとられるという展開も定番ですがハラハラしました。
卑劣な死霊に怒りを露にする薫の表情も良かったです。ラストのシシとのツーショットもとてもかっこ良かったです。
印象的なキャラも登場し、早速死霊が現れるという展開もスピーディーで、面白かったです。シシがどんな力を発揮するのかにも期待させていただきます。
洋平の変(読み切り)
鍋先生は隣の小副川のときから好きでしたが、画力がかなり上がっていて驚きました。クール系の洋平も可愛い松野もとても魅力的でした。田舎のほのぼのとした空気感もしっかり伝わって来ました。
他の星の宇宙人(グラン)との交流を通じて洋平の正体が明らかになって行く、という構成も上手いですね。松野が洋平を大事な友達だと話すシーンも印象的でした。
怪しい組織の人間に洋平達がさらわれてしまう、という展開にも惹き込まれました。その際に判明した洋平の真の姿にも惹き込まれました。洋平と松野の回想シーンもとても良かったです。
事件解決後の三人のやりとりも微笑ましくて良いですね。ラストのグランの「過保護」というツッコミも好きです。
ちょっとストーリーが平坦かなとは感じましたが「のどかな地域での人と人との交流」という部分は前作と良い意味で変わっておらず、最後まで楽しい気分で見守れる良い作品でした。洋平と松野の今後も楽しみなので、是非本誌で連載して欲しいです。
願いのアストロ
本編とはあまり関係ないのですが、今まで釦の文字を「ボタン」と打って変換していたので新キャラの名前に驚いてしまいました。久蘭との関係も印象的ですね。釦の暴言は自分が見捨てられたという気持ちから来ているのかなとも感じました。
釦のアストラ、阿修羅の描写にも惹き込まれました。どんなに強いアストラでも、使用者に覚悟や真剣さがなければ使いこなせないということでしょうね。ヒバルの「クランのために~」という台詞も彼らしくて良かったです。
決着のシーンも印象的でした。釦がどんな反応をするのか、とても気になるラストでした。
ただ、ヒバルがテスラを人質にする展開には引っかかってしまいました。売り言葉に買い言葉、という描写なのだと思いますが、前回と同様身勝手に見えて残念でした。
また、以前から疑問だったのですが世界の状況がよく分からないんですよね。天災で壊滅状態になったはずなのにクラブなどはほとんど以前と同じように機能している様子なので、読者としては緊張感がないなと思ってしまいます。もっと大胆に荒廃させて外でのバトルをメインにしても良かった気がするんですよね。
全体的には、釦も掘り下げられましたしヒバルの強さもしっかり描かれており面白かったです。まずは釦と久蘭の今後を見守らせていただきます。
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