超巡!超常先輩
安定の執着ぶりを発揮する由基と、冷静な恵那院のやりとりが面白かったです。特にヨルシカを聞かせるシーンが好きですw
続々と住民が集まって来て更なる騒動の予感、という展開にも惹き込まれました。ちなみに平助の服が実に中学生らしくて笑ってしまいましたw
射撃で活躍する巡のゲスっぷりも良かったですwラストは思わず「続くの?」と思ってしまいましたw
祭の最中のエピソードがどれも印象的で、面白かったです。無事に収集がつくのかしっかり見守らせていただきます。
極東ネクロマンス
本編とはあまり関係ありませんが、チタリのデザインが思った以上に露出度が高くてドキドキしてしまいました。腰が隠れるくらいのロングヘアも印象的ですし、惹き込まれるデザインだなと改めて感じました。
もちろん本編も印象的でした。特に回想シーンで描かれた薫と祖母の絆が良かったです。
薫の指輪の中の死霊、シシの詳細も気になりますね。デザインも印象的でしたし、薫と所縁のある相手なのかなと考えております。
ラストの会合のシーンにも惹き込まれました。耀司やチタリがどんな仕事を受けるのか、とても興味深かったです。
少し気になったのは、薫が人助けについて躊躇するシーンです。正直、よほどの事情がない限り危険な目に遭っている相手を救うのは自然なことだと思うんですよね。
祖母の死霊を祓ったときのような力を出せない、というシーンを描きたいのなら、恐怖で足がすくんでしまうなどの描写でも良かった気がします。「知らない男性相手だと真剣になれない」というのはリアルな葛藤だとは思いますが、はっきり言って薫に対する好感度は下がってしまうんですよね。
また、元気溌剌という言葉で力を発揮する、という流れにも正直引っかかりました。自分のために動いてくれた祖母を思い出して、ということなのは分かりますが、そもそもこの過去と直接結びつくような台詞ではない気がするんですよね。あのときの祖母の笑顔を思い出して、などの描き方で良かったのではと思ってしまいました。
全体的には、死霊術士や薫の能力の秘密が少しずつ明かされて来ており、面白かったです。薫は耀司の力になれるのか、しっかり見守らせていただきます。
仮面奇譚テオ(読み切り)
本誌で久しぶりに仄見えコンビの作品を読めて嬉しかったです。中世ヨーロッパの世界観や、人間を操る奇妙な仮面が散らばっているという設定に惹き込まれました。
外見は怪しいけれど優秀で明るい主人公、テオのキャラも面白いですね。終盤で仮面を外した際の素顔にも良い意味で驚きました。
警察官のヒロイン、エレノアと彼女の弟、リュノの描写にも惹き込まれました。切ないまでにお互いを思い合う関係に惹き込まれました。騒動の黒幕については途中で何となく予想がついたのですが「優しいリュノを失わないで」というテオの台詞がとても良かったです。
読み切り段階では詳細の分からないテオの仲間、エンジェルのキャラも好きです。 テオの目的がラストに明かされる構成も上手いですね。
ひとつ気になったのは、キャラクターのアップなどが極端に少ないように見えたことです。松浦先生の絵がとても好きなのですが、その画力があまり活かされていないように思えたんですよね。確かに背景や建物の描き方は素晴らしかったですが、人物についてももう少しじっくり見せて欲しかったです。
全体的には、世界観やキャラが印象的で面白かったです。連載にもしやすそうな題材なので、是非また本誌でこの作品を読んでみたいです。
カグラバチ
ボスとチヒロのバトルに惹き込まれました。相手の真意が分からないところがまた恐ろしいですね。
チヒロの頭の中に聞きたい質問が溢れ出す、という描写も印象的でした。その後の「なんで~」という際の表情も辛いですが印象的でした。
動揺しながらも、父の刀を渡さないと改めて決意する流れも良かったです。「六平の~」というモノローグとラストシーンはかっこ良すぎてゾクッとしました!
静かな場面が多かったですが、チヒロがまた強くなりそうでとても印象的なエピソードでした。戦いの行方に期待させていただきます。
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