2024年4月27日土曜日

週刊少年ジャンプ2024年21号感想 1/2



極東ネクロマンス(新連載)


祖母と支え合いながら暮らしていた主人公(薫)の生活がある日一変する、というストーリーが分かりやすくて面白かったです。薫の父や母の情報も少し描かれており、惹き込まれました。

突然薫の前に現れた小説家、耀司のキャラも面白かったです。少しひねくれていて変わり者ですが、根は義理堅く優しいのでしょうね。特に文句を言いながらサインするシーンが印象的でした。

死霊が祖母を襲うシーンにはゾクッとしました。冷静に戦いながら死霊について説明する耀司の姿が印象的でした。彼と薫の父の関係も興味深いですね。

チタリのデザインも華やかで好きです。病院での父とのやりとりを思い出した薫が新たな道に進む決意をする、という流れにも惹き込まれました。ラストのナレーションも良かったです。


話の雰囲気は正直前作のALIENS AREAに似ていましたが、第一話の段階で薫がはっきり自分の道を決めていること、ジャンプでは珍しいネクロマンサーが題材ということで、新鮮な気持ちで読むことが出来ました。いわゆるダブル主人公ものだと思うので、薫と耀司がどんなバディになって行くのか期待させていただきます。



願いのアストロ


ストーリーの方向性がはっきりして来ましたね。能力バトルはベタですがジャンプらしいですし、やはりかっこ良いなと感じます。ヒバルやテラスと敵対するキャラも多そうで、今後が気になりますね。

一変してしまった世界の描写もリアルでした。特に第一話にも描かれていた駄菓子屋の店主(じいちゃん)が静かに悲しむシーンが印象的でした。

師鷹組が物資を独占しているという展開にも惹き込まれました。街の人々を救うため、ヒバルが能力を生かして相手をぶっ飛ばす場面がかっこ良かったです。

いつも通りのミカジメ料を要求する、というのもヒバルらしくて良かったです。ちなみに本編とは関係ないですが、彼の好きな駄菓子を見てとても懐かしくなりましたw


喧嘩シーンがかっこ良く、ヒバルやテラス以外のキャラも少しずつ掘り下げられており、面白かったです。次はどんな相手と戦うことになるのか、しっかり見守らせていただきます。



超巡!超常先輩


由基の意外な一面に対する直の反応が面白かったです。特に劇場版という表現が好きですw

その後、由基が本当に有能さを見せるという展開も良かったです。必死に自分を抑える由基に対する「収納性」という直のツッコミに笑ってしまいましたw

無事に珍宿祭りを終えるため直に大変な使命が課せられる、という流れも良かったです。困難に直面した直がどう切り抜けて行くのか、惹き込まれるラストでした。


キャラクターの個性を活かした展開が多く、面白かったです。直や由基はもちろん、巡や恵那院の描写にも期待させていただきます。



カグラバチ


扉の前で濤が待ち構えているという描写に惹き込まれました。侵入経路を見抜いて対策を練っていた京羅、それを潜り抜ける柴とチヒロ、全員の優秀さが伝わって来ますね。

宗也の意外な才能と、彼を攪乱するために伯理がやって来る展開も良かったです。伯理の「こんな俺に~」というモノローグが特に印象的でした。

ようやくチヒロと合流出来るかも、という流れの後でふたりが阻まれるシーンには驚きました。窮地の中で宗也に立ち向かう伯理もかっこ良かったです。チヒロの前に現れた人物の正体にもゾクッとしました。


スピーディーで緊張感のある展開が続き、終始惹き込まれました。何とか全員がピンチを切り抜けられることを願いたいです。二週連続のセンターカラーといういことで、更なる盛り上がりにも期待させていただきます。



鵺の陰陽師


七咲の過去の描写が印象的でした。学郎とは似た者同士なのかもしれませんね。もちろんリアクションや表情も引き続きとても可愛かったです。

代葉や四衲の修行風景にも惹き込まれました。キャシーの強さにも良い意味で驚きました。戦う学郎の姿を思い出す代葉や、四衲の「恥ずかしいなぁ」という台詞が特に印象的でした。

鵺が「みんな君が~」と呟くシーンも良かったです。それぞれが順調に成長して行く中、学郎に驚きの修行が課せられる、というラストにも惹き込まれました。


複数のキャラの動きが分かりやすく描かれており、面白かったです。まだ秘密がありそうな七咲はもちろん、学郎がどう戦って行くのかにも注目させていただきます。



りは「特に七咲の過去が印象的でした。
傷付いた彼女は学郎やオカルト部の仲間に支えられているのでしょうね」



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