2024年3月16日土曜日

週刊少年ジャンプ2024年15号感想 1/2



Dear Anemone


萼達を襲った生物の正体にゾクッとしました。血まみれになりながら相手の前に立つ萼もかっこ良かったです。

敵が残酷な真実を話すシーンにも惹き込まれました。それでも善生にもう一度会いたい、という萼のモノローグも印象的でした。

あっけなく敵が倒されるラストにも良い意味で驚きました。アネモネはもちろんですが、どことなく女性らしい新キャラも気になりますね。


ただ、今回遭遇した敵には正直あまり魅力がない気がしました。モデルになった動物の特性が描かれている点などは興味深かったのですが「会話は求めていない」と言いながら台詞の量が多いこと、デザインも動物を二足歩行にしただけであまり工夫がないことなどに引っかかってしまったんですよね。悪役の魅力も大切な要素だと思うので、もう少し設定を練って欲しかったです。

また、特に最後のシーンが分かりにくかったことも気になりました。アネモネの攻撃も見づらかったですし、いきなり自立していたことにも引っかかりました。最後の新キャラとの会話も、どっちがどの台詞を話しているのか判断出来なかったんですよね。

全体的には、島の得体の知れなさがしっかり描かれており興味深かったです。まずは新キャラの掘り下げに期待させていただきます。



グリーングリーングリーンズ


戦略を練るオリバーの不敵な表情に惹き込まれました。気合十分な撫子と「普通に打とう」と考えている小梅の対比も良かったです。

ゴルフにはそこまで詳しくないのですが、オリバーの語る攻略法も分かりやすかったです。撫子の見事なショットだけではなく、珀の強みがしっかり描かれている点も好印象でした。

小さなミスの後の「理想を現実にしたい」という彼のモノローグも良かったです。珀が静かに集中してショットを打つシーンにも惹き込まれました。ラストの「初めて自分を~」というモノローグもとても良かったです。


派手な場面は少なかったものの、特に最後の珀のショットが非常に美しく、惹き込まれました。掲載順も上がって来ましたし、今後も珀達の活躍を見守って行きたいです。



超巡!超常先輩


ローボに解雇命令が下されるという展開に驚きましたが、理由が自業自得で笑ってしまいましたwこれも巡の影響なんでしょうかw

三人が力を合わせて強盗犯を追いかける、というストーリーも良かったです。ローボの変身に興奮する、子どもっぽい巡にも笑いましたw

巡とローボが交番で語り合うラストも良いですね。「いっぺん行くか?」という直のつぶやきに笑いましたw


子どもっぽくて性格のねじまがった巡、真面目な直、悪ノリするローボと、三人のキャラがしっかり描かれており面白かったです。今後も笑えるドタバタストーリーに期待させていただきます。



キルアオ


冒頭の十三とヨシツネのやりとりに惹き込まれました。危険人物なのは間違いないですが、十三のファンという言葉も本当のようですね。

十三の「正義の味方じゃねぇ」という台詞も印象的でした。彼の正体を怪しみながらもバスに同行する獅堂にもグッと来ました。「だからだろうが!」と啖呵を切る表情が良かったです。

どこか不穏なバスの風景も印象的でした。殺し屋達はもちろん、まる子のキャラも面白かったです。ちなみにコタツの優秀さも光っていたので、アクシデントで脱落を余儀なくされたのはちょっと残念でしたw

ノレン達が傷付く前に十三や獅堂が乗り込むラストも良かったです。「修学旅行にはまだ早ぇ」という十三の台詞も彼らしいですね。


スピード感のある展開とキャラの個性が印象的で、一気に読めました。次回センターカラーとのことで、車内での攻防に期待させていただきます。



カグラバチ


冒頭の京羅との攻防に惹き込まれました。国重の「真打だけは~」という台詞も気になりますね。チヒロの冷静な表情も良かったです。

そして、宗也が思った以上に狂気的なキャラで、恐ろしいですが惹き込まれました。伯理の「俺を溺愛している」というモノローグが宗也の異常さを表していて上手いですね。

地味ながらヒナオが活躍しているのも嬉しかったです。柴も「天才的システム」と表現していたことにはちょっと笑いましたwラストの京羅の表情も印象的でした。


様々なキャラの掘り下げが描かれましたが、構成が上手く混乱せずに読むことが出来ました。まずは漣家とのバトルに期待させていただきます。




りは「緊張感のある展開が続きますねー。
伯理もかなり苦労している様子なので、戦いに勝って彼のことも救って欲しいです!」




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