2023年9月2日土曜日

週刊少年ジャンプ2023年39号感想 1/2



キルアオ


殺し屋兄弟の弟、エイジのインパクトがすごすぎましたw十三のツッコミが全て的確で良いですね。特に「よしんば結婚したとして~」という台詞は笑えましたw

また、引き続きブレない天馬もとても良かったです。「それってつまり~」という返事が彼らしくてグッと来ました。その後の自信満々な態度も良かったです。

兄弟との攻防も迫力があり惹き込まれました。ゴルフも良い意味で唐突で笑いましたw

「いくらニブい俺でも~」という天馬の台詞も良かったです。そしてラストの十三の「ぶっ飛ばすに決まってるだろうが」という言葉に深く頷きましたw


印象的な台詞が多く、キャラクターの個性もしっかり描かれており、とても楽しかったです。十三達が無事にノレンを助け出せるのか、今後の展開に期待させていただきます。



鵺の陰陽師


代葉の表情の変化がとても印象的でした。クールな顔が段々と苦しげな怒りに変わって行く様子が切ないですが良かったです。

痛みで戦意を失いそうになりながらも、彼女の顔を見て自分のやるべきことを思い出す学郎にも惹き込まれました。辛そうに息をしながら「ごめん」と伝えるシーンも印象的でした。

学郎の盡器の性能が分かったのも良かったです。ラストの「藤乃さんに~」という台詞もグッと来ました。ちなみに全体的にシリアスでしたが、狂骨がずっと優雅にジュースを飲んでおりちょっと笑いましたw


バトルシーンの迫力と、表情の描写の繊細さが印象的で、一気に読めました。覚悟を決めた学郎の活躍に期待させていただきます。



暗号学園のいろは


いろはとアンヴァリットのやりとりが印象的でした。「いつかゆっくり~」は読者としても見てみたいです。ちなみに関係ないですが、アンヴァリットのしっぽのなめくじの描写も可愛くて好きですw

出題した暗号がいろはにしか解けないものだった、という展開も良いですね。自力での正解は無理でしたが、内容にはとても納得出来ました。

決着のシーンにも惹き込まれました。いろはの「みんなが~」という判断は正しかったんですね。ラストのA組の笑顔がとても良かったです。


キャラクター同士のやりとりや決着の場面が印象的で、一気に読めました。バームクーヘンはもちろん、新たな展開にも期待させていただきます。



アスミカケル


奈央と梨輝の攻防が印象的でした。普段は朗らかでMMAを愛する奈央が、強敵との勝負では容赦しないという描写にも良い意味で驚きました。

優也の解説も分かりやすくて良かったです。状況を見極めてリスクのある技をしっかりと決める奈央の強さが伝わって来ますね。奈央を応援しているのに、バトルスタイルの似ている梨輝に感情移入してしまう二兎も良かったです。

決着時の奈央の「MMAだよ」という台詞にも惹き込まれました。その後の奈央、梨輝、二兎の会話も良かったです。意外な課題が見付かりましたね。


試合はもちろん、奈央と梨輝の戦い方の違いも興味深く、面白かったです。次週以降、二兎がどんな特訓をするのかにも期待させていただきます。



一ノ瀬家の大罪


翼の「昔は俺達も~」という台詞が切なかったです。「家族だから」という颯太の主張は過去などを考えると分からなくはないのですが、ちょっと視野が狭いような気がしました。

その後のけんたの回想にも恐ろしいですが惹き込まれました。就学前から暴力的な行動は見られていたんですね。

ずっと被っていた良い子の仮面が剥がれる展開も印象的でした。痛めつけられて行くかずきの描写がリアルで苦しかったです。颯太に掴みかかるラストがどう次回に繋がって行くのか興味深いです。


ただ、以前から書いていますが正直けんたの描写はかなり不快なんですよね。その上本筋に大きく関係するとも思えないので、はっきり言って読んでいてとてもストレスが溜まります。テーマとしては重くとも興味深いのですが、扱いきれていないんですよね。

今のところ暴力の原因が理解出来ないのも問題だと思います。「母」という言葉がきっかけになっているような気がしたので、黒髪の母とけんたはもしかして血が繋がっておらず、それを周囲にからかわれたせいなのかなとも思ったのですが、ラストの颯太は違いますよね。いずれにしても説明不足でしょう。

前回予告されていた翔や美奈子も登場しませんでしたし、ただ読んでいて辛くなるだけのストーリーだったなというのが正直なところです。とにかく早く本筋を進めないと読者は離れて行くだけではないでしょうか。




りは「本筋と関わる部分ではないですが、
予告が信用出来ないこともマイナスに感じます。
読んでいて裏切られた気分になってしまうんですよね」



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