ルリドラゴン
一話に引き続き、日常とファンタジーが上手く融合していますね。排泄物~のたとえは吹き出しましたwルリがすぐには父ドラゴンに会いに行かないなど、読み切りと異なる展開も描かれ始めましたね。
また、前回母があまり気にする様子もなくルリを登校させたことが気になっていたので、今回「火吹きをコントロール出来るようになるまで休ませる」という流れになっているのは好印象でした。医師や実家が理解してくれているというのも今後の展開に活かせそうですね。河原やスーパーでの親子の会話も好きです。さらっと「私がなんとかするから」と言う母に強さを感じました。
そして一話でも感じていましたが、何気にユカが可愛いですよねwルリが欠席中なことも気にせず駆け寄って来るのが微笑ましいです。ユカのような味方がいるなら学校に行っても大丈夫だろうなと思えるワンシーンでした。
引っかかる箇所もほぼなく、一話以上に楽しく読めました。
今後も緩いファンタジーな日常に期待しています。
ALIENS AREA
いよいよ本格的に入隊という流れでしたね。力を示すために先輩とぶつかり合う展開も王道でした。
今回は班員達の自己紹介も兼ねていたため、前回書いた名前が覚えられない点が問題になることもなくスムーズに読めました。
写楽は現時点では実力者ということ以外よく分かりませんがミステリアスなキャラのようなので気になりませんし、辰巳は随所に挟まれる思いやりのある描写がやはり魅力的ですね。入隊前にしっかり勉強しているのも好印象でした。写楽を慕い、辰巳の実力を確かめようとする夢子も可愛いです。
少し引っかかったのは、せっかく画力が高いのに絵が安定していないように思えるところです。先ほど挙げた夢子もデザインは好みなのですが、特にアクションが入ると顔立ちが変わったように見える箇所があり気になりました。まだ独自の武器と言える描写が少ないのも気がかりです。
ただ小さな問題はあるものの、今週は一番盛り上がっているように感じました。
外5については不明な点も多いので、これから明かされることに期待しております。
あかね噺
のっけから先生の可愛さ再びですねwすっかりあかねのファン兼監督のようになっていて好印象です。
また、ひかるについても更に掘り下げられましたね。方言女子、個人的に好きです。どちらかと言うと優勝を目指しているというより、爪痕を残して声優の仕事に活かしたいと考えているようですが、これもリアルだと感じました。今後も同世代女子のライバルとして登場して欲しいです。
そして、魁生の私服眼鏡姿も新鮮でした! ちょっとドキッとしてしまったのが何だか悔しいですwあかねが決勝用の武器を隠していると見抜いているなど、やはり落語以外の部分も食わせ者のようですね。
決勝も翌日なので早い内に描かれそうですし、今から楽しみです。
あかねはもちろんですが、からしとひかるの噺も色々と予想しつつ待ちたいと思います。
すごいスマホ
三者会談編は読みごたえがありますねー。Qが甲斐についてすぐに見抜くシーンもさすがでした。一般人扱いに激昂する全一郎は人間味があり、ちょっと好感が持てますねw
また、全一郎が自身の知名度と魅力を活かしてあえてビデオ通話を始めるというのは良い意味で予想出来ない展開でした。すマホ持ちの仲間をふたり引き入れているのも事実のようですし、Qがどう対処するのか、それとも全一郎のほうが先にQに辿り着いてしまうのか、今後が気になる引きですね。
そして、今回全一郎のモノローグがいくつも描かれていましたが、やはり修の誘拐についての内容が全く見られなかったため、現時点では犯人だと断定は出来ないなと改めて感じました。
少し引っかかったのは、全一郎が何故かワイングラスを投げたシーンです。室内でいきなりグラスを割る行動に、メリットは正直ないでしょう。得体の知れなさの演出なのかもしれませんが、それよりも「何でいきなり投げちゃったの?」という疑問のほうが先に出て来てしまいます。
また、読者としては全一郎がタワマン襲撃の企画者であることは分かっているので一見スムーズに読めますが、Qが全一郎を犯人だと断定出来るほどの根拠はないと思います。特に人物像が被っているから、というのは正直無理があるでしょう。
ただ全体の展開自体は面白かったので、これなら長く読めそうかなとも思います。序盤の段階で全一郎のようなインパクトのあるキャラを生み出せたのも大きな武器になりそうです。Qと全一郎、瀬尾水の駆け引きを更に盛り上げて欲しいです。
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